テレビ東京ドラマ24の7月クール作品が「初恋、ざらり」に決定。
ざくざくろによる同名マンガを実写化する本作では、軽度の知的障害と自閉症を持つ上戸有紗と、彼女のアルバイト先の先輩である岡村龍二の恋が描かれる。身の回りのことをうまくこなせない、人間関係が苦手といった障害によるハンデを抱える有紗は、“普通”になれない苦しさに自分自身の価値を見失いかけていた。そんな彼女は、恋人となる龍二の優しさに触れることで、心境が少しずつ変化。そして、龍二も彼女を受け入れる過程で“普通であること”に応じてきた自身の劣等感に向き合っていく。
地上波の連続ドラマ初主演となる有紗役の小野は「軽度の知的障害がある有紗だからの感情ではなく、みんなが抱えてるざらっとしたモヤモヤをそっと肯定してくれるような作品です」とコメント。龍二を演じる風間は「『映画 鈴木先生』で共演してから尊敬している、小野花梨さんと共に、有紗と龍二として物語に飛び込むだけだと感じています」と小野への信頼をのぞかせた。
「初恋、ざらり」はテレビ東京ほかで7月7日にスタート。毎週金曜の24時12分より放送される。脚本は「美しい彼」シリーズの
ドラマ24「初恋、ざらり」
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
2023年7月7日(金)スタート 毎週金曜 24:12~
小野花梨 コメント
オファーを受けたときの感想、原作を読んだ感想
原作を読んでこれはただ不器用な女の子が必死に生き、恋をする物語なんだと思い、有紗という一生懸命で愛らしい女の子を演じることのできる喜びを感じました。
撮影への意気込み
初主演ではありますが、信頼できるプロデューサーと監督、スタッフ陣、そして風間俊介さんという心強い味方がいてくれる最高の環境を与えていただき、気負うことなく臨むことが出来ています。やろうやろうと力をいれるのではなく、有紗として生き抜くという覚悟だけを持って最後まで走り抜きます!
視聴者へのメッセージ
生きている中でなぜだかずっと劣等感があって、誰かに恋をしても良いことばかりじゃなくて、勝手に傷ついたり傷つけてしまったり、相手を愛してるのか結局自分が可愛いだけなのか自問自答したり。それでも毎日を必死に生きている。軽度の知的障害がある有紗だからの感情ではなく、みんなが抱えてるざらっとしたモヤモヤをそっと肯定してくれるような作品です。
是非ご覧ください。
風間俊介 コメント
オファーを受けたときの感想、原作を読んだ感想
初めてお話をいただいた時、まず「初恋、ざらり」というタイトルに惹かれました。原作を読んだ時に、初恋の初々しさと温かみ、そして触れ合うたびにヤスリで削り合うようなゆっくりと、でも確実に存在する痛みが作品にありました。
この魅力的な「初恋、ざらり」が台本にもしっかりと息づいており、後は、11年前に「映画 鈴木先生」で共演してから尊敬している、小野花梨さんと共に、有紗と龍二として物語に飛び込むだけだと感じています。
撮影への意気込み
原作を愛している方々にも、ドラマで作品に初めて触れる方にも、愛してもらえる有紗と龍二にしたいと思っています。
視聴者へのメッセージ
「普通」とは何か、「幸せ」とは何か、沢山の想いが詰まった作品になると思います。有紗が龍二を思い、龍二が有紗を思うように、皆様に思って頂ける作品にしたい。そして、そんな作品にしようと決意していますので、どうか愛していただけたら幸いです。
ざくざくろ コメント
Twitterで連載したものが、単行本になり、そしてドラマになり。
凄すぎて現実味がいまだに湧いてないです。今も本当にドラマになるのか疑っているので、主演のお二人が演じているのを早くみたいです!
北川俊樹(プロデューサー / テレビ東京 制作局ドラマ室)コメント
ざくざくろ先生の「初恋、ざらり」を読んで最初に抱いたのは、何とも言えない切なさでした。
知的障害を抱えた有紗が抱く感情も、彼女と向き合うことで内面を抉られる岡村も、二人の特別感がありながら、そこここで覚える共感が、懐かしさや愛おしさを伴って胸に刺さりました。でも、それこそ恋だなと。初恋だよなと、思いました。決して簡単なテーマではない、でも胸に迫るラブストーリーを、坪田さんの脚本を道標に、小野さん、風間さん、そして池田監督たちと共に、真摯に向き合い、丁寧に紡いでいきたいと思います。ご期待くださいませ。
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“脚本は「美しい彼」シリーズの坪田文、ドラマ「コウノドリ」第2シーズンの矢島弘一、「君は放課後インソムニア」の池田千尋のほか、紡麦しゃち、藤沢桜が担当”/普通って何?小野花梨・風間俊介がテレビ東京のドラマ「初恋、ざらり」でW主演 - 映画ナタリー https://t.co/mylmhCAPkf