長澤まさみ、2022年はどっぷり撮影漬け 「エルピス」個人賞&テレビ大賞の栄冠に

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長澤まさみが、本日5月31日に第60回ギャラクシー賞の贈賞式に登壇。「エルピス―希望、あるいは災い―」の演技、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のナレーションが評価され、もっともテレビ界で輝いた人に贈られる個人賞を受賞した。

第60回ギャラクシー賞で個人賞を受賞した長澤まさみ。

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長澤まさみ

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カンテレ・フジテレビ系で2022年10月から12月にかけて放送された「エルピス―希望、あるいは災い―」では冤罪事件に立ち向かう主人公を繊細に演じ、2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ではささやくようなナレーションが話題に。長澤は「昨年は毎日さまざまな撮影に行き、2週間に1回はナレーション録りに行くという、どっぷりと作品作りに浸った1年になりました。作品作りは大変なことがたくさんあります。でも1つひとつの仕事をやり遂げられたのはスタッフの皆さんのおかげだと再実感できました。ありがとうございます」と思いを口にする。

「エルピス」では内面に葛藤を抱えた難しい役どころに挑んだ。「浅川恵那という女性は主人公らしからぬというか。自分の気持ちに素直で、でも人からは『しっかりして』と思われるような不安定さがあったんですけど、私自身も共感できる部分があったりして。一緒に悩みながら演じたように思います」と振り返る。「鎌倉殿の13人」では脚本家・三谷幸喜のリクエストを完遂。「ささやき声を注文してきたのは三谷さんでした。作品全体を観ると意味が伝わる演出をしてくださったおかげで、私のナレーションが成り立ちました。私は言われるままやっただけ。すべて三谷さんのおかげだと思っています」とほほえんだ。

大根仁(右)からサプライズで花束を贈呈された長澤まさみ(左)。

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大根仁

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サプライズゲストとして「エルピス」の演出を担当した大根仁が駆け付け、花束を贈呈。大根は「振り返ると、僭越ながら昨年のテレビドラマ回を代表する2作品だったと思います。そこで重要なポジションを演じられた“まーちゃん”がこの賞を受賞するのは、ふさわしいし当然のこと。これからますます日本を代表する俳優になっていくと思います」と長澤への信頼をあらわにする。そして「(長澤が)20代の頃に『モテキ』という作品で一番かわいい長澤まさみを撮れたと自負しています。今回は30代の一番かっこいい長澤まさみを撮れました。次は40代の一番美しい華やかな長澤まさみを撮りたいと思うので、そのときはよろしくお願いします」と誓った。

佐野亜裕美

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佐野亜裕美(左)と喜び合う長澤まさみ(右)。

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なお「エルピス―希望、あるいは災い―」はテレビ部門の大賞も受賞し、プロデューサーの関西テレビ・佐野亜裕美が登壇。「タブーに切り込んだ意識のないまま放送してしまったら、『大丈夫だった!?』『リアルでびっくりした』など他社の方々から声を掛けていただきました」と放送当時を振り返り、続編の可能性について尋ねられると「たぶん1mmもない(笑)。志が通ずるものを作りたいと思いつつ、もうスタッフもキャストも次に進んでいるので、今日の喜びを忘れずまた新しいドラマを作っていきます」と力を込めた。

映画ナタリーでは、贈賞式の様子を引き続きレポートする。

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

大根「振り返ると、僭越ながら昨年のテレビドラマ回を代表する2作品だったと思います。そこで重要なポジションを演じられた“まーちゃん”がこの賞を受賞するのは、ふさわしいし当然のこと」/長澤まさみ、2022年はどっぷり撮影漬け 「エルピス」個人賞&テレビ大賞の栄冠に https://t.co/qZNHFcrAIw

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