“ロックの女王”ティナ・ターナー死去、「マッドマックス サンダードーム」など出演

6

65

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 15 31
  • 19 シェア

歌手・俳優のティナ・ターナーが、闘病の末5月24日にスイス・チューリッヒ郊外の自宅で死去したとIndiewireなどが報じた。83歳だった。

ティナ・ターナー(写真提供:Photo: Christian Charisius / Newscom / ゼータ イメージ)

ティナ・ターナー(写真提供:Photo: Christian Charisius / Newscom / ゼータ イメージ)

大きなサイズで見る

1939年にアメリカ南部で生まれたティナ・ターナーは、1957年に当時の夫アイク・ターナーが率いるバンド、Ike Turner’s Kings of Rhythmでキャリアをスタート。アイク&ティナ・ターナーとして「River Deep Mountain High」「Proud Mary」、ソロ名義で「The Best」「Private Dancer」などのヒット曲を生み出してきた。1984年リリースの「What’s Love Got to Do with It」でグラミー賞の最優秀レコード賞を受賞し、1991年にはアイクと、2021年にはソロアーティストとして2度の「ロックンロールの殿堂」入りを果たしている。1995年公開の「007/ゴールデンアイ」では主題歌「Goldeneye」を歌唱した。

ティナ・ターナーは歌手として活動する中、俳優として映画にも出演。ザ・フーによるロックオペラをケン・ラッセルが映画化した1975年の「Tommy/トミー」ではアシッド・クイーンに扮した。1985年の「マッドマックス サンダードーム」ではメル・ギブソンと共演し、核戦争により荒廃した街の支配者アウンティ・エンティティを演じている。また、ティナ・ターナーの自伝をもとに映画化した「TINA/ティナ(原題:What's Love Got to Do with It?)」では彼女の成功と転落、そしてカムバックを果たすまでの半生が描かれ、アンジェラ・バセットがティナ役を担った。

この記事の画像(全1件)

(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

全文を表示

読者の反応

  • 6

Tiroir du Kinéma~ティロワ・デュ・キネマ @tomosuzu09033

“ロックの女王”ティナ・ターナー死去、「マッドマックス サンダードーム」など出演

一つの時代が終わった感覚ある。20世紀を代表する歌手T・ターナー。彼女なしでは女性ソウルシンガーの歴史は語れない。個人的に、ソロ後の『What’s Love Got to Do with It』他好きだった。

https://t.co/7L1M88nafD

コメントを読む(6件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 Tommy/トミー / マッドマックス サンダードーム / TINA/ティナ / ティナ・ターナー / アイク・ターナー / メル・ギブソン / アンジェラ・バセット / ケン・ラッセル の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。