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「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」と「機界戦隊ゼンカイジャー」がクロスオーバーする本作は、テレビシリーズにも登場したカシワモチワルドが登場する「ゼンカイジャー編」、最終回のその後を描く「ドンブラザーズ編」、2戦隊が共闘する「VS編」の3部で構成されている。
まず駒木根が「こんばんは! こんにちは! おはようございます! 短い時間ですが、楽しんでください」と挨拶すると、増子が「ヨッホホーイ! ゼンカイナイトもツーカイにいかナイト!」と続いて森や世古口が一瞬固まる場面も。にぎやかな4人に白倉が「ゼンカイジャーのノリはもともとこのノリだった?」と聞くと、駒木根は「最初からわりとこんな感じです。わーってなったあとに無言の時間になることも。1週間だったら2日しゃべって5日は無言みたいな。ひなみん(森)のゲームにみんな付き合ったり。都合がいい関係です!(笑)」と述懐。それを聞いた白倉は「理想の家族みたいだね」と感心していた。
カシワモチワルドの能力でゾックスが“柏餅王”になってしまう本作。客席にも「カシワモチ」と書かれたうちわを持ったファンが多く駆けつけていた。カシワモチワルドが再登場した経緯を、白倉は「純度100%のゼンカイジャーはなんだって話になったときに、みんなが『カシワモチ』って言ったから」と明かす。さらに駒木根から「みんなで『カシワモチ』と言おう」と謎の提案があり、観客と一緒に実行する一幕も。ここで森から「Twitterで『カシワモチ』ってつければいいねがつくと思っているでしょ!?」と指摘されるも、増子は悪びれる様子もなく「あやからせてもらってます! 今日もつけます!」とアピールし、観客を笑わせていた。
松本から「今だから言いたいことはないか」と話を振られると、駒木根はすかさず「(2役やっているのに)ポスターに名前が1つしか入ってないんですが、どうしてですか?」と白倉に質問。白倉は「『シン・仮面ライダー』のときに庵野秀明監督の名前がたくさん入ってて、同じ人の名前は1回でいいやって。『葵汰』って画数多いしね」と意外な理由を明かす。続いて世古口は「スーパーステイシーザーになりたかった」とパワーアップ願望を述べるも、白倉は「ロボでいろいろやったから。一応すべてに理由があるんだよ。こういうのは裏で言って」とたしなめて笑いを誘った。
さらに森が「Gロッソと『ツーカイザー×ゴーカイジャー~ジューンブライドはたぬき味~』で2回変身をしていたのに、Vシネの中では変身できなかった」と愚痴ると、その流れで全員が名乗りを披露することに。駒木根、増子、世古口、森が「秘密のパワー! ゼンカイザー」「界賊のパワー! ツーカイザー!」「暗黒のパワー! ステイシーザー!」「発明のパワー! ツーカイフリント!」とそれぞれポーズを決めると、“スーパー戦隊親善大使”として数々のイベントに出演している松本が「東映の犬! 松本寛也」と続き、会場は大きな拍手に包まれた。
最後に駒木根は「本日はご来場ありがとうございました。こうやってゼンカイジャーとして舞台に立って、白倉さんも来ていただいての時間はめったにないと思うので、楽しんでもらえたかなと思います。1度観た人も2度観た人も、何度でも観て、また僕らに会える日をお互い楽しみにしましょう! きっとこの思いがどこかでつながると思います!」と今後への期待を煽り、「俺たちはいつまでも全力全開だ!!!」のセリフでイベントを締めくくった。
「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー」は新宿バルト9ほかで期間限定上映中。9月27日にはBlu-ray / DVDが発売される。
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映画ナタリー @eiga_natalie
【舞台挨拶レポート】「ゼンカイジャー」キャストは都合がいい関係?白倉Pが「理想の家族みたい」と感心
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