PCのキーボードにちょこんと佇む「マルセル 靴をはいた小さな貝」場面写真

「マルセル 靴をはいた小さな貝」より場面写真が到着した。

本作は人の言葉をしゃべる体長2.5cmの不思議な貝マルセルの生活が、実写とストップモーションを組み合わせたモキュメンタリーとして描かれる作品。監督を務めたディーン・フライシャー・キャンプが、劇中でマルセルのドキュメンタリーを撮影する映像作家ディーンとしても出演し、女優でコメディアンのジェニー・スレイトがマルセル、イザベラ・ロッセリーニがマルセルの祖母コニーに声を当てた。

このたび解禁された場面写真は7点。マルセルがノートパソコンの画面に釘付けになる姿や、全身を使ってスマートフォンを操作する様子、ディーンとともにインタビューを受けるシーンなどが切り取られた。

本作の制作のきっかけとなった短編映画「Marcel the Shell with Shoes On」について、キャンプは「友人が開催したコメディショーに集まった数十人の観客の前だけで作品を上映するつもりでした」と話す。その後、友人から頼まれてYouTubeにアップすると大きな反響があり、今回の長編映画化のオファーにつながったと明かした。

「マルセル 靴をはいた小さな貝」は6月30日に東京・新宿武蔵野館、WHITE CINE QUINTOほか全国で公開される。なお本作は第95回アカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされ、第50回アニー賞では長編インディペンデント作品賞と脚本賞（長編）、スレイトが声優賞（長編）を受賞した。