本作は1人の女性の現実や過去、そして幻覚を含めたすべてのシーンを64分全編長回しのワンカットで描いた作品。「SR サイタマノラッパー」の金子が未婚のアラフォー女性・沢松優子を演じたほか、
本作を鑑賞した高梨は「ワンカットで進む緊張感に、会話から想像されていく女の背景。目まぐるしく堕ちていく彼女の姿、恐怖、苛立ちから目が離せませんでした」とコメントする。「カメラを止めるな!」の上田は「生配信を見ているようなライブ感と生々しさ。偶然とんでもない場に立ち合ってしまった様な、見てはいけないものを見てしまったような、そんな体験をしました」、「異物」の宇賀那は「アナログで何かを成立させようとする力。僕はそこに得体の知れない魅力とロマンを感じてしまうのですが、この映画にはそれが満ち溢れていました」とそれぞれ絶賛した。
なお5月20日には東京・ユーロスペースで初日舞台挨拶を開催。キャストの金子、アライジン、大塚、瀧、横須賀、高橋、監督の光平が登壇する予定だ。詳しくはユーロスペース公式サイトで確認を。
「ある日、ある女。」は5月20日よりユーロスペースで2週間、5月27日より大阪・第七藝術劇場で1週間上映。ほか全国でも順次上映される。
※「ある日、ある女。」はR15+指定作品
「ある日、ある女。」初日舞台挨拶
2023年5月20日(土)東京都 ユーロスペース
19:45の回上映前
<登壇者(予定)>
金子みひろ / アライジン / 大塚かよ / 瀧マキ / 横須賀一巧 / 高橋信二朗 / 光平哲也
高梨臨(女優)コメント
ワンカットで進む緊張感に、会話から想像されていく女の背景。
目まぐるしく堕ちていく彼女の姿、恐怖、苛立ちから目が離せませんでした。
上田慎一郎(映画監督)コメント
観賞というより体験。
1台のカメラがワンカットで一人の女性を追い続ける。
生配信を見ているようなライブ感と生々しさ。
偶然とんでもない場に立ち合ってしまった様な、見てはいけないものを見てしまったような、そんな体験をしました。
宇賀那健一(映画監督)コメント
アナログで何かを成立させようとする力。僕はそこに得体の知れない魅力とロマンを感じてしまうのですが、この映画にはそれが満ち溢れていました。
岡村洋一(俳優 / DJ)コメント
妄想についての映画だ。スタンリー・キューブリック監督の遺作「アイズ・ワイド・シャット」に似ている。悪夢の様な一夜は、一夜の悪夢だったかもしれない。この世に、幸せはあるともないとも言える。世界は相変わらず歪んでいるが、神様だってこんな良い娘を見棄てる訳がない。血の滲む様なこの一本を、世界が貴方が、見逃す事は出来ない。
まつむらしんご(映画監督)コメント
僕も映画を作る時、ここぞというシーンを1カット長回しで撮ることが多い。それは、カメラに絶対凄いものを記録するのだという気迫の証明になるから。この映画は全編が1カット長回しだ。つまりオープニングからエンディングまで光平監督の気迫の証明で出来上がっている。恐れ入りました。
松崎健夫(映画評論)コメント
<長回し>なる技法は、ある特定の時間を観客と共有させ、やがてヒロインとの間に共犯関係を結ばせてゆく。わたしたちの倫理観をも問う、こんなにも凄いワンカット長回しの作品が、日本のインディーズ映画界から生まれるとは!
矢澤利弘(広島こわい映画祭プロデューサー / 県立広島大学教授)コメント
全編ワンカット撮影による臨場感が見るものの心をヒロインと一体化させる。ただ、技法だけに目を奪われてはならない。運命に翻弄される「ある女」。映画全体から彼女の鼓動と魂の叫びが聞こえてくるようだ。
春日太一(映画史 / 時代劇研究家)コメント
自主映画の制作体制でこれだけの長さのワンカット撮影を成功させるのは至難の業です。にもかかわらず、全く粗を見せることなく撮り上げた光平監督とスタッフたち、そして見事に応えて演じきった金子みひろさん。それぞれが完璧に役割を果たしきり、緊張感のみなぎる内容に仕上げました。素晴らしい。
ブラウニー/映画・特撮・アニメ宣伝 @Brownie_cinema
#映画「ある日、ある女」少しだけお手伝いしました!(映画ナタリーさん感謝!!!)
明日から公開!!!
この時代に!64分全編長回しのワンカットの作品です🎞️
初日舞台挨拶もあり #金子みひろ さんらが登壇して舞台挨拶です。まだチケットもあるみたいです✨
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