ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーによる「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」をアレンジした本作は、1970年代ドイツのアパルトマンを舞台にした室内劇。恋人と別れて落ち込んでいた著名な映画監督ピーター・フォン・カントが、一目惚れした俳優志望の青年アミールに翻弄されるさまが描かれる。アミールの才能を見出し映画界で活躍できるように手助けするピーターを
イラストに描かれているのは、恋に盲目になっているピーターがパンツ1枚のアミールに翻弄される様子と、それを助手のカールが冷たい目で見つめている姿。カールは脚本のタイプや手紙の口述筆記だけではなく、あるときはアミールのためにエビの殻をむき、あるときは靴を履く手伝いまでさせられる。そんなふうにこき使われながら、恋愛に苦悩するピーターを間近から観察する彼は、本作の影の主役とも言えるキーパーソンだ。辛酸は「恋愛のドツボにハマったあられもない姿に共感。ピーターと一緒に過去の自分を抱きしめてあげることで浄化されます」とコメントした。
「苦い涙」は6月2日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。
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「苦い涙」パンツ1枚の青年に映画監督が翻弄される…辛酸なめ子のイラスト到着 #SmartNews
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