「苦い涙」パンツ1枚の青年に映画監督が翻弄される…辛酸なめ子のイラスト到着

5

33

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 4 26
  • 3 シェア

フランソワ・オゾンが監督を務めた「苦い涙」より、辛酸なめ子が描き下ろしたイラストが到着。新たな場面写真も公開された。

辛酸なめ子による「苦い涙」の描き下ろしイラスト。

辛酸なめ子による「苦い涙」の描き下ろしイラスト。

大きなサイズで見る(全13件)

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーによる「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」をアレンジした本作は、1970年代ドイツのアパルトマンを舞台にした室内劇。恋人と別れて落ち込んでいた著名な映画監督ピーター・フォン・カントが、一目惚れした俳優志望の青年アミールに翻弄されるさまが描かれる。アミールの才能を見出し映画界で活躍できるように手助けするピーターをドゥニ・メノーシェ、アミールをハリル・ガルビアが演じ、ピーターの助手カールにステファン・クレポンが扮した。

「苦い涙」新場面写真

「苦い涙」新場面写真[拡大]

「苦い涙」新場面写真

「苦い涙」新場面写真[拡大]

「苦い涙」新場面写真

「苦い涙」新場面写真[拡大]

イラストに描かれているのは、恋に盲目になっているピーターがパンツ1枚のアミールに翻弄される様子と、それを助手のカールが冷たい目で見つめている姿。カールは脚本のタイプや手紙の口述筆記だけではなく、あるときはアミールのためにエビの殻をむき、あるときは靴を履く手伝いまでさせられる。そんなふうにこき使われながら、恋愛に苦悩するピーターを間近から観察する彼は、本作の影の主役とも言えるキーパーソンだ。辛酸は「恋愛のドツボにハマったあられもない姿に共感。ピーターと一緒に過去の自分を抱きしめてあげることで浄化されます」とコメントした。

「苦い涙」は6月2日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

この記事の画像・動画(全13件)

(c) 2022 FOZ - France 2 CINEMA - PLAYTIME PRODUCTION (c)Carole BETHUEL_Foz

読者の反応

  • 5

ヒヤミカチん(鍵垢のフォローはブロックします) @4aRqhjGCzNTRbbI

「苦い涙」パンツ1枚の青年に映画監督が翻弄される…辛酸なめ子のイラスト到着 #SmartNews

観たいね https://t.co/jKBPG47Rja

コメントを読む(5件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 苦い涙 / フランソワ・オゾン / ドゥニ・メノーシェ / ハリル・ガルビア / ステファン・クレポン / 辛酸なめ子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。