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2014年にスタートしたドラマ「緊急取調室」シリーズの完結編にあたる本作。たたき上げの取調官・真壁有希子が「緊急事案対応取調班(通称キントリ)」のメンバーとともに、内閣総理大臣と心理戦を繰り広げるさまが描かれる。天海が有希子を演じた。
映画化の話を聞いた心境について天海は「映画になったらいいねという話は何年も前からありました。でも、実際に形になるということに驚いたし、地味なおじさんたちばっかりで映画になるのかと笑いながら話していたんですけど。幸せで不思議な感じです」と述懐。田中は「これが最後となると、寂しさが勝ると言いますか。うれしさと寂しさが混ざった状態で撮影しました」と回想する。
でんでんは「映画になっておしまいだっていうのを聞いていたので、寂しさが80%ありました。ここに座らせていただいてうれしいですが、もう少し先でもよかったな」と心境を明かした。大倉は「始まりから終わりまで退屈しない作品になっています」、塚地は「劇場に足を運んでくださる方の気持ちを満足させれるような作品ができたと思っています」とアピールする。
「もつなべコンビ」として知られる、速水演じる渡辺鉄次と鈴木扮する監物大二郎。速水は「映画でまた、もつさんとご一緒できて僕自身はすごくうれしかったですし、楽しみにしていました」と笑顔を見せ、鈴木は「(速水は)自分にとって一番居心地のいい相方。速水さんとこのコンビを演じられないのは寂しいです」と話した。
常廣は撮影に関して「(キャスト同士は)スタートをかける直前までしゃべってる(笑)。このグルーヴは長年やってたおかげだと思っています。仲がいいシーンはそのままですし、対立的なシーンも皆さん出方をわかってるので、僕は安心していました」と語る。小日向が「監督はああ言いながら、けっこう粘るんですよ。カット数が増えてくると天海さんが……」と言いかけると、天海が「もういいんじゃない? 撮れてるよ?」と現場の様子を再現。会場は笑いに包まれた。
天海は「いい形で残るときが、今なんだと思います。映画として形に残せるというのは幸せなこと。もちろん寂しくないと言えば嘘ですけど、『一番いいキントリを観てください!』と胸を張って言いたいです」と力強く伝える。さらに彼女は「今回から『緊急取調室』を観てくださる方もいるかもしれません。どんな方にも楽しんでいただけるような作品になっています。キントリの最後を目撃していただけたら幸せです。皆さん出番ですよ!」と呼びかけた。
「劇場版『緊急取調室 THE FINAL』」は、6月16日より全国でロードショー。
※動画は現在非公開です。
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Press conference of new movie "Gekijouban Kinkyuu torishirabetsu THE FINAL" at Tokyo Kokusai Forum on 15 May 2023 - Amami Yuki, Tanaka Tetsushi, Hayami Mokomichi, Suzuki Kousuke, Ookura Koji, Tsukaji Muga, Denden & Kohinata Fumiyo; showing from 16 Jun 2023
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