第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映された際に退出者が続出したという本作の舞台は、そう遠くない未来。人工的な環境に適応するため進化し続けた人類は生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚を失っていた。“加速進化症候群”のアーティスト・ソールが体内に生み出す新たな臓器にパートナーのカプリースがタトゥーを施し摘出する前衛ショーは、チケットが完売するほどの人気を博している。そんな中、政府は人類の誤った進化と暴走を監視するため“臓器登録所”を設立。そしてソールのもとに、生前プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる。
「グリーンブック」の
予告編には、特殊な装置に横たわったソールの体にメスが入れられるシーンや、全身に耳のあるダンサーが踊る場面などが切り取られた。
「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」は8月18日に東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
tAk @mifu75
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