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本作は、人間の生態を調査するため土星から来た宇宙人であり、真田家の次男になりすまして23年が経った日出男を主人公とする物語。地球を離れる日が近付いた彼が、最後の3日間で人間としてやり残したことに奮闘するさまがつづられる。中村が日出男、日村が長男の夢二、伊藤が長女・想乃、柄本時生が三男・詩文を演じた。
本殿に参拝し、それぞれの思いを書いた絵馬を奉納した3人。中村は「神社仏閣とか、人の願いが古来より集まってきた場所が好きなんです。湯島天神でこの映画のヒットをお願いできたことがうれしいです」と語る。彼が絵馬に「映画『宇宙人のあいつ』たくさんの方に楽しんでいただけますように」「みんなの受験が合格しますように」「日村さんの体重が80kg台になりますように」と3つの願いを書いたと話すと、日村は「(目標体重まで)あと700g。なのに昨日(中村と)2人で飲んじゃった」と明かし、仲のよさを見せていた。
劇中でもっとも笑えるお気に入りのシーンに話題が及ぶと、伊藤は4兄妹そろって食卓に並ぶ朝食シーンを挙げる。彼女は「日出兄(ひでにい)が納豆すくうのが下手くそなんですけど、(家族の悩みを話し合う)サミットが始まるまではけっこう無言なんです。その中で地味に格闘しているシュールさが好きで」と熱弁する。MCから、もともとあった日出男のキャラクター設定なのか問われると、日村が「ないよ! (中村が)勝手にやり始めた」と暴露。中村は「作品どうこうじゃなく、この3人笑わねえかなと思ってました」と笑顔で振り返った。日村は「(日出男が)土星への行き方も面白いし、そのあとの残された兄妹が慌てふためく感じとかもコミカルですっごいバカバカしい。ど頭からぐっとつかまれると思います」とアピールした。
本作の設定にちなんで「もし宇宙人から特殊能力を1つもらえるとしたら?」という質問が投げかけられると、中村は「ささみって蒸すとぷりぷりでみずみずしくなるの、あれいいなって。大人になると肩凝りとかあるじゃないですか。自分の体から筋肉だけ蒸し器に入れて、ぷりぷりにして戻したい」と独特な回答で会場をざわつかせる。伊藤は「瞬間移動したい。空き時間に一瞬だけ家に帰りたいときがあるじゃないですか、家が好きすぎて」、日村は「肩にちょっとした“ボッコリ”が欲しい。なで肩だから。ショルダーバッグを引っ掛けたい」とそれぞれ答えていた。
最後に中村は「基本的にずっとバカなことをやっているんですけど、誰しもどこかで染みるものがあるんじゃないかなと思います。日村さんのハリウッド並みのワイヤーアクションも楽しみにしていただければ」と呼びかけてイベントを締めくくった。
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しき島島民代表・ゆうさま @acnh_shiki
どこの神社かな〜と思って見てみたら、
湯島天神か。よくテストや試験の前にお参りしたな〜。 https://t.co/2yncXcq4Tz