「同じ下着を着るふたりの女」監督のキム・セイン来日決定、西川美和・田房永子も登壇

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同じ下着を着るふたりの女」の監督を務めたキム・セインの来日が決定。公開初日となる5月13日と翌14日、東京のシアター・イメージフォーラムでイベントが行われる。

「同じ下着を着るふたりの女」ポスタービジュアル

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キム・セイン (c)Challan Film

キム・セイン (c)Challan Film[拡大]

5月13日にはキム・セインによるQ&Aを実施。14日には本作に推薦コメントを寄せた映画監督・西川美和と、キム・セインが制作にあたって参考にした日本のエッセイマンガ「母がしんどい」の著者・田房永子が、それぞれゲストとしてアフタートークに登壇する。

また田房のほか、同じくキム・セインが制作時に参考とした書籍「母は娘の人生を支配する なぜ『母殺し』は難しいのか」の著者で精神科医の斎藤環、フリーアナウンサー・女優の宇垣美里から新たに推薦コメントが到着。3人のコメントは以下に掲載した。なお西川、田房、斎藤が本作に寄せた書き下ろし原稿の全文は、劇場で販売されるパンフレットに掲載予定だ。

「同じ下着を着るふたりの女」は全国で順次ロードショー。

イベントスケジュール

東京都 シアター・イメージフォーラム

2023年5月13日(土)監督Q&A

13:30上映後(イベント 15:50~16:05)
16:15上映後(イベント 18:35~18:50)
<登壇者>
キム・セイン

2023年5月14日(日)トークイベント

13:00上映後(イベント 15:20~15:50)
<登壇者>
キム・セイン、田房永子

16:00上映後(イベント 18:20~18:50)
<登壇者>
キム・セイン、西川美和

推薦コメント

田房永子(マンガ家)コメント

この手のお母さんから「愛」を受け取るのは、暗闇のなかで目を凝らし、
何が起きているかを理解しようとするのと同じ。
だけど、彼女は自分の幸せを追える人だから、大丈夫。 

斎藤環(精神科医)コメント

本作のタイトルは象徴的だ。「同じ下着を着る」という関係は、母と娘の間にしか成立しないからだ。
異性間の親子ではもちろん、父と息子でもあり得ない。
このタイトルに、母と娘の両義的関係のすべてがこめられている。

宇垣美里(フリーアナウンサー・女優)コメント

離れるには近すぎて愛するには遠すぎる母娘関係。
憎らしいのに愛されたくて、孤独だけど歩み寄れるわけもなく。
酸欠寸前の閉塞感や母娘の間の張り詰める緊張感たるや胃が捩れそうなほど。
家族なら愛し合える、だなんて所詮幻想。ああなんて残酷なんだろう。

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読者の反応

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SARU @saruKmovie

Q&Aが15分だけって、なかなか無理がないか?
: 「同じ下着を着るふたりの女」監督のキム・セイン来日決定、西川美和・田房永子も登壇 https://t.co/NN6XNufZTX

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