ナチス残党がチリに作った拷問施設を描く「コロニアの子供たち」公開

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ナチス残党が作った実在の拷問施設をテーマにした「コロニアの子供たち」が6月9日に公開される。

「コロニアの子供たち」場面写真

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1960年代初頭、チリに設立された「コロニア・ディグニダ」は労働・秩序・清廉さといった規範をもとにした共同体だった。しかし、彼らの施設内では実は独裁者パウル・シェーファーが厳格な管理・支配をしており、洗脳、武器の密輸、政治的反対派の拷問、殺人、児童虐待が行われていた。1989年を舞台に据えた本作の主人公は、奨学生としてコロニア・ディグニダの学校に通い始めた12歳の少年・パブロ。入学してすぐに、集団を統治するパウルのお気に入りに選ばれた彼は、地獄の日々を送ることになる。

「コロニアの子供たち」場面写真

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監督・脚本はマティアス・ロハス・バレンシアが担当し、サルヴァドール・インスンザハンス・ジシュラーアマリア・カッシャイノア・ヴェスターマイヤーダヴィド・ガエテが出演した。YouTubeでは予告編が公開中。

「コロニアの子供たち」は東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサほか全国でロードショー。

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(c) 2021 Quijote Films - Rampante Films - Mandra Films – Klinkerfilm – Autocroma - Séptima films

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fakemister @fake_mister

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