昨年11月11日の公開から今年4月26日までの167日間で観客動員1095万人、興行収入145.2億円を記録している本作。韓国では日本映画の歴代興行収入1位の記録を塗り替え、35日間、ボックスオフィスの1位を獲得した。また4月12日にはアメリカで封切られ、Rotten Tomatoesで批評家96%、観客99%という高評価を維持。世界中で旋風が続く中、日本では半年以上にわたるロングランがついに終わりを迎える。
入場者プレゼントは全国40万名限定の「感謝の戸締まりポストカード」。裏面には新海からのメッセージが記載される。特別版ではソフト収録用に全273カットがリテイクされた。
新海は5月12日に東京・TOHOシネマズ 日比谷、20日に大阪・TOHOシネマズ 梅田、京都のT・ジョイ京都、愛知・ミッドランドスクエア シネマ、21日に神奈川のT・ジョイ横浜、東京・TOHOシネマズ 池袋での舞台挨拶に登壇。終映日となる27日にはキャストの
終映にあたり、新海は「映画のここまでのロングランを支えてくださった観客の皆さまに、心より感謝いたします。おかげさまで『すずめの戸締まり』はとても遠くまで届いた作品となりました。この映画の制作中は、『震災から12年後』も『コロナ後の世界』も、それが確かに訪れるとは確信が持てない遠い未来でした。それでも日々の生活は逞しくもしつこくも続き、すずめも(我々も)今も光の中をなんとか生きています。得難い奇跡です」とコメントしている。
「すずめの戸締まり」は日本各地の廃墟を舞台に、災いのもととなる“扉”を閉めるために旅をする少女・鈴芽の解放と成長を描く物語。2月にドイツで行われた第73回ベルリン国際映画祭では、日本アニメとして21年ぶりにコンペティション部門に正式出品された。YouTubeでは「最後の戸締まり上映」のプロモーションムービーが公開中。
新海誠 コメント
終映にあたって
映画のここまでのロングランを支えてくださった観客の皆さまに、心より感謝いたします。おかげさまで「すずめの戸締まり」はとても遠くまで届いた作品となりました。この映画の制作中は、「震災から12年後」も「コロナ後の世界」も、それが確かに訪れるとは確信が持てない遠い未来でした。それでも日々の生活は逞しくもしつこくも続き、すずめも(我々も)今も光の中をなんとか生きています。得難い奇跡です。
私はこの2ヶ月ほどは海外でのプレミアを回っていましたが、終映にあたり日本の皆さまに今一度お礼を申しあげたく、国内でもいくつか舞台挨拶を行います。またお目にかかれることを、心待ちにしております。
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最後の戸締まりいってきますかー