「水は海に向かって流れる」楓役・當真あみのまなざし捉えた場面写真4点到着

映画「水は海に向かって流れる」より、當真あみ演じる楓を中心とした場面写真4点が公開された。

田島列島の同名マンガをもとにした本作は、過去の出来事から心を閉ざしてしまったワケありOL・榊千紗と、彼女が暮らすシェアハウスに入居してきた高校生・熊沢直達の物語。広瀬すずが榊、大西利空が直達に扮したほか、高良健吾、戸塚純貴、生瀬勝久らが共演した。

楓は直達にひそかに思いを寄せる同級生。直達が見つけた捨て猫の飼い主探しと、シェアハウスの住人で女装占い師・泉谷の妹ということで仲が深まっていく。場面写真には、楓が直達と優しく見つめ合う姿や、直達が抱く飼い猫ムーをのぞき込む様子などが切り取られている。

「かがみの孤城」で主演声優を務めて注目を集めた當真だが、長編実写映画への出演は本作が初めて。オーディションで当時14歳の當真に出会って即決したという監督・前田哲は「透明感を持った佇まい、その中に芯の強さを秘めて、まっすぐに相手を見る目元と声の美しさは、素晴らしい女優になる証。14歳のときに出会った宮崎あおい、高畑充希、二階堂ふみに匹敵する輝きを感じた」と絶賛。當真は先輩俳優の広瀬について「私の目の前でずっと榊さんのままでいてくださって、私がうまくいかず何度もやり直したシーンにも、ずっと側でお芝居にお付き合いくださり、感情が作りやすかったです。おかげで集中力が途切れたりすることなく、演技ができたので本当に感謝しています」と語った。

「水は海に向かって流れる」は6月9日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

※宮崎あおいの崎は立つ崎（たつさき）が正式表記