完全オリジナルストーリーの本作は、平凡な生活を送る主婦が、ひょんなことから芸能界で活躍する大女優になりすます二重生活を強いられてしまう“なりすましコメディ”作品。ストーリー前半はドタバタ劇が展開し、後半では芸能界や一般社会の不正や矛盾に立ち向かっていく社会派ドラマの様相を強めていく。烏丸マル太が脚本を担当。「やまとなでしこ」「監察医 朝顔」の平野眞、「ストロベリーナイト・サーガ」「知ってるワイフ」の
鈴木がフジテレビの連続ドラマに主演するのは「熱烈的中華飯店」以来20年ぶり。本作ではスーパーマーケットでパートとして働く主婦・浜岡妙子と、周囲から“悪魔のような女”と恐れられる大女優・若菜絹代という正反対の性格・生活の1人2役に挑む。
共演は
鈴木は「一人二役を演じるのは初めてです。外見的な違いを工夫することも楽しいですし、それぞれの女性の生きてきた人生の違い、考え方の違い、愛情の持ち方の違いを、表情や仕草だけでも再現できたら。そして最終話ではそれぞれが違う世界を知り、ほんの少し成長できたらいいですね」と意気込みを伝えた。キャスト4人と小田のコメント全文は以下に掲載している。
「この素晴らしき世界」は毎週木曜22時より放送。
木曜劇場「この素晴らしき世界」
フジテレビ系 2023年7月スタート 毎週木曜 22:00~22:54
鈴木京香 コメント
約20年ぶりのフジテレビ連続ドラマ主演が決まって
もう20年もたつのですね。時が過ぎてゆく早さに驚いています。おかげさまでこれまでもすてきなドラマにたくさん参加させていただきました。連続ドラマの現場でどれほどのいい時間を過ごさせていただいてきたのかと、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。今作は20年前といわず、35年前くらいの気持ちに戻って“この素晴らしきドラマ”を楽しみたいと思っています。
本作への意気込み
一人二役を演じるのは初めてです。外見的な違いを工夫することも楽しいですし、それぞれの女性の生きてきた人生の違い、考え方の違い、愛情の持ち方の違いを、表情や仕草だけでも再現できたら。そして最終話ではそれぞれが違う世界を知り、ほんの少し成長できたらいいですね。
台本を読んだ感想
懐かしいようで新しいドラマになると思いました。ヒューマンドラマでありサスペンスドラマであり、業界ドラマでもあり…どうぞご期待ください。
撮影で楽しみなこと
佳乃さんとは今回で二度目の共演になります。前回とはお互い全く違うキャラクターですから、ご一緒するのがとても楽しみですし、いつも現場を盛り上げてくださる沢村さん、マキタスポーツさんと、みんなでいたわり合いながら(笑)、夏の暑さに負けず撮影を進めていきたいと思います。
木村佳乃 コメント
今まで、仕事上、いろいろなタイプの女性社長に接する機会がございました。今回は、今までの経験を生かし、女性が芸能事務所の社長をやる上での困難、またやりがいなどをしっかりと表現するのが私の役割と思っております。また、以前もご一緒させていただいたことがございますが、今回は鈴木京香さんと2人のシーンがたくさんあり尊敬する先輩なので、とっても楽しみにしております! ストーリーはまさに、芸能界の裏側が描かれており、大変興味深く読みました。そしてなんと、初のバーバ役でとってもうれしいです!
沢村一樹 コメント
あれ? 木曜よる10時枠の出演っていつ以来だっけ…?と思い、調べたら鈴木京香さんとの初共演「彼女たちの結婚」、「白い巨塔」以来20年ぶりでした。京香さん、木村佳乃さんとは何度か結婚した仲なので、チームワークのいい作品をお届けできるのでは。また、初共演のマキタスポーツさんの味のあるお芝居を間近で見られるのも楽しみです!
出来上がった台本は、あっという間に読み終えてしまいました。コメディーでもあり、サスペンスでもあるので平野(眞)監督の演出が楽しみです。ネタバレにならない範囲でお答えすると…私の役は、かなり怪しいです。
マキタスポーツ コメント
俳優を本格的に始めて10年以上になりますが、フジテレビで初のレギュラードラマが決まり、非常に光栄でした。また完全オリジナル脚本というのも楽しみです。皆さんとじっくり共演したことはないので、どのシーンも楽しみにしています。特に鈴木京香さんとは夫婦役ということで一緒のシーンが多いので、どういった夫婦になるのか楽しみにしています。普通の主婦が現実ではあり得ないことに巻き込まれていくコメディードラマですが、そのコメディーの中にあるリアリティーをどう伝えるかが面白いし、大切だなと思っています。私の役は典型的なダメな夫であり、父親だと思います。でも、そうした人間が一つ屋根の下にいた妻が秘密を抱えて変化していく姿に気付いて狼狽(うろた)えたり、どういう反応をするのかは楽しみにしていただきたいと思います。
小田和正 コメント
ドラマの主題歌を書くことになった。“コメディー”だと言う。楽しい曲がいいと言うことだろうか。
しかし、気をつけなければいけない。コメディーにこそ強いメッセージが隠されている。台本を眺めつつ書いた。「what’s your message?」と言う曲になった。
鈴木吉弘(プロデューサー / フジテレビ編成制作局ドラマ・映画制作センター)コメント
完全オリジナルで、大人のためのコメディードラマを作りたいと思いました。木曜日の夜に、家族でケラケラと笑いながら、楽しんでいただけたらと思います。日本最高峰のコメディエンヌ・鈴木京香さんを主演に、木村佳乃さん、沢村一樹さん、マキタスポーツさんという演技派の方々との掛け合いが、毎週繰り広げられることになります。きっと痛快で軽妙な、素晴らしい世界観を作り上げてくれるだろうと、今から撮影が楽しみでなりません。(担当作品で)小田和正さんに主題歌を書いていただくのは「恋ノチカラ」の「キラキラ」以来。今回も作品に寄り添った素敵な歌を届けていただきました。
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鈴木京香の映画作品
リンク
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“烏丸マル太が脚本を担当。「やまとなでしこ」「監察医 朝顔」の平野眞、「ストロベリーナイト・サーガ」「知ってるワイフ」の山内大典が演出”/鈴木京香がフジ7月期ドラマ主演、主婦と大女優の1人2役演じる“なりすまし”コメディ - 映画ナタリー https://t.co/oJ0ngmsvD0