「TAR」監督がケイト・ブランシェットを称賛、「僕より多くを理解していた」

5

67

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 6 46
  • 15 シェア

TAR/ター」より、監督を務めたトッド・フィールドと主演のケイト・ブランシェットの対談映像がYouTubeで解禁された。

「TAR/ター」ポスタービジュアル

「TAR/ター」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全12件)

本作はドイツの有名オーケストラ・ベルリンフィルで女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ターの物語。重圧、過剰な自尊心、そして仕掛けられた陰謀により、彼女の心に闇が広がっていくさまが映し出される。

「TAR/ター」場面写真

「TAR/ター」場面写真[拡大]

このたび公開された映像で、ターを演じたブランシェットは「脚本が推進力に満ちていたから、知的なレベルで共感を覚えた」と述べ、「最終的にはターの役柄が観客に語りかけると思うの。私はその呼びかけの一部になりたいと思った」と彼女自身がターに魅了されていたことを明かす。それに対してフィールドは「脚本を書くためにかなりのリサーチを行ったんだけど、ケイトは同じくらいの労力を持って向き合ってくれた。だから撮影を始める時点では、ケイトはすでに僕より多くを理解していたよ」とブランシェットを称賛した。

またブランシェットは本作が扱う“クラシック音楽の世界”やジェンダーなどのテーマを挙げ「従来の男性中心の世界として描かれていないから、この映画が醸し出しているニュアンスを抵抗なく捉え、権力構造について会話のきっかけができる」と語る。そして彼女は「制作のあらゆる過程で喜びを感じ、最高の体験をさせてもらった」と感謝を伝え、対談を締めくくった。

「TAR/ター」は5月12日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。

この記事の画像・動画(全12件)

(c) 2022 FOCUS FEATURES LLC.

読者の反応

  • 5

tAk @mifu75

「TAR」監督がケイト・ブランシェットを称賛、「僕より多くを理解していた」(動画あり) https://t.co/syLYYf8Nsu

コメントを読む(5件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 TAR/ター / ケイト・ブランシェット / トッド・フィールド の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。