森七菜「銀河鉄道の父」で役所広司に助けられる、菅田将暉からは大きな刺激が

映画「銀河鉄道の父」の新場面写真が到着した。

本作では、宮沢賢治の生涯が父の視点から描かれる。父・政次郎役を役所広司、賢治役を菅田将暉が務めた。

新写真は、森七菜扮する賢治の妹トシにスポットを当てたもの。父と笑顔で話すシーンや、颯爽と自転車に乗る姿などが切り取られた。

賢治にとって一番の心の支えで、創作の原動力にもなったトシ。彼女は女子に勉学は必要ないと言われることが多かった時代に、父を説得して進学を果たした。

森は「役所さんの力をとても感じ、助けていただいたことを思い出しながら毎日帰っていました」と撮影時を懐かしむ。約3年ぶりの菅田との共演には「以前は人質に取られる役回りだったので最初はギャップを感じました」と戸惑いもあったそうだが、「菅田さんとのシーンを重ねていくうちに、撮影前に読んだ数多くの賢治の本が腑に落ち、賢治の言葉に説得力を感じることができた」と彼から大きな刺激を受けたと語った。

「銀河鉄道の父」は5月5日より全国ロードショー。門井慶喜の同名小説を成島出が映画化した。