「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」の内覧会が、本日4月4日に東京・寺田倉庫G1ビルで行われた。
これはフォロワーが175万人を超えるInstagramアカウント・AWA(@accidentallywesanderson)の展覧会。AWAは、2017年にアメリカ・ブルックリンでワリー・コーヴァルとアマンダ・コーヴァル夫妻が旅行計画のバケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)を構想したことから始まり、アカウントには“現実の中で偶然出会った
展覧会は2022年に韓国・ソウルで行われ、このたび日本でも4月5日から5月26日にかけて寺田倉庫G1ビルで開催される。展示写真は約300点で、世界各地の秘密の場所を訪れる人々の旅を疑似体験することが可能だ。
入口では、イギリス・ロンドンで撮影された旅客機ヴィッカース・ヴァイカウントの大きな写真が来場者をお出迎え。パステルカラーとシンメトリーな構図の写真で彩られた壁が、“ウェス・アンダーソンすぎる”世界へと誘う。展示は旅に関する10のキーワードで分けられており、最初のコーナーは深緑の壁に囲まれた「Welcome Adventures」。ドイツ・ベルリンのバビロン映画館やアメリカ・クリーブランドにあるマリーズ・チョコレートの作品が飾られている。
続いてノスタルジックなセレクションの「Open Your Photo Album」へ。ピンクの壁の一角には三重・ナガシマスパーランドの写真も展示された。その先の「The Terminal」では、世界各国の個性的な駅が紹介されているとともに、その背景に隠されたさまざまな物語を楽しむことができる。4つ目のコーナーは「Mind the Gap」で、旅に欠かせない移動手段をフィーチャー。日本のJRをはじめ、色とりどりの飛行機、列車、バス、バイクの写真が出展されている。
その後は、歴史と経験が温存された市街地や鮮やかな色合いに満ちた都市を紹介する「Cities to Explore」、魅惑的なホテルとそこに秘められたストーリーに焦点を当てた「Check in, Please」、多種多様なプールの写真が青い壁に並ぶ「Cool Pools」が続いていく。8つ目のコーナーとして、ピンクとターコイズブルーの写真のみを集めた「Colorful Collection」も。
展覧会の後半、淡い黄色で彩色された「Relax in Nature」には青い草原、真っ白な雪景、広々とした海の写真が。埠頭の収納小屋や氷上釣り用の移動式小屋など、ユニークな建築物が観覧者の旅心をくすぐる。そしてラストは「Visitors Center」。「世の中を見る視点を変えれば、ありふれた日常も特別に見えてくる。あなたの次の旅はどこにする?」という言葉が添えられたこのコーナーをくぐる頃、来場者は次の旅先のことで頭がいっぱいかもしれない。
「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」ではグッズ販売も実施。ポストカード、ステッカー、Tシャツ、ボールペン、タオル、アートパネルなどを買うことができる。
入場料金は税込で一般2000円、大学生1500円、高校生以下1000円。チケットはMy Bunkamura、産経iD、イープラス、セブンチケット、チケットぴあ、ローソンチケットで販売される。開館時間などの詳細は下記で確認を。
ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている
2023年4月5日(水)~5月26日(金)東京都 寺田倉庫G1ビル
開館時間 11:00~19:00
<その他事項>
・入館は閉館の30分前まで
・毎週金曜・土曜、ゴールデンウイーク中(4月30日~5月4日)、最終週(5月22日~25日)は11:00~20:00
・予約は不要だが、状況によりオンラインで事前予約が必要となる場合あり
・未就学児は入館無料
・学生券を購入する場合は学生証の掲示が必要
・障害者手帳の掲示で本人と付添人1名は半額
じろさん(じろともトン) @jirotomoton
「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」明日開幕、世界各地の秘密の場所を巡る旅へ - 映画ナタリー
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