映画監督・
本書は「友人のマウンティングがウザい」「パワハラ、セクハラの線引きは?」「成果を横取りする上司が許せない」「母親との折り合いが悪い」といった悩みに押井が答えた「押井守の人生のツボ」の増補版。今回は「結婚や出世に興味をもたず、マイペースに生きる息子や若者の姿を見ていると、日本がどんどん落ちぶれそうで不安になる」「韓国ドラマ沼から抜け出せない」「環境破壊をする人間に、その愚かしさを気づかせたい」などの新たな悩みが加えられた。押井は回答するとともに、それぞれの悩みに効く映画についてもたっぷり語っている。
構成と文は映画ライターの渡辺麻紀が担当。押井と渡辺による本書の発売記念トーク映像が、TV Bros.のYouTubeチャンネルで公開中だ。「質問者を糾弾する方向に行くパターンを面白いと言う人とキツくて読めない人の2種類があった」と渡辺が明かすと「真実を口にすれば世界の半分を怒らせる」「賛否あって当たり前なんだよ。なぜかといったら本当のことを言ってるから。人生の役に立つのは本当のことだけなんだよ」と持論を展開する。
Ko-Z @particolare1964
「押井守の人生のツボ」増補版が発売「役に立つのは本当のことだけなんだよ」(動画あり) - 映画ナタリー https://t.co/GcHqJCuQ3d