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本作は、2021年4月期に日本テレビ系で放送された連続ドラマ「ネメシス」の劇場版。広瀬が天才的なひらめきで事件の真相を見破っていく探偵助手・美神アンナ、櫻井がポンコツだが人望に厚い自称天才探偵・風真尚希、江口が探偵事務所ネメシスのCEO・栗田一秋、佐藤がアンナの前に立ちはだかる謎の男・窓を演じている。
広瀬は「歌うように流れてくるセリフであったり、自分の頭の中でぐるぐる回って操られているような不思議な気分でした。面白かったです。光栄です!」と佐藤との共演を振り返る。櫻井は「同じシーンこそなかったのですが、(嵐の)メンバーが何度もお世話になっていますから、現場を見られるのがすごく楽しみでした。撮り終わった浩市さんのお芝居を入江監督から見せてもらったり、すずちゃんと浩市さんのシーンをスタッフに紛れて見ていたりとか(笑)。たぶん(広瀬・佐藤に)気づかれてない。役衣装を脱いで完全に景色と化していたと思います」と告白した。
江口は「どんな映画になるんだろうと、半信半疑でした。もう監督を信じるしかなかったですね」と撮影を回顧。佐藤は窓を演じるうえで「“匂い”がしないように心がけていました。エキセントリックな人物にしたかった」と語る。夢と現実の区別をあえて分けずに演出・撮影した入江は「最初に脚本家やプロデューサーと“かっこいい映画にしたい”と議論をした。観客に説明しすぎることはせず、アンナと一緒に迷路に入ってもらって推理してもらうように組み立てました」と明かした。
またSNSで「風真が闇落ち!?」と騒がれていたことについて、櫻井は「冒頭の印象的なシーンになるだろうと思っていたので、映画をご覧になる方がハッとするような風真になれたらと思っていました。現場に用意されたのが、まさに“闇”というシチュエーションだったので、その空気に溶け込んでいったような感覚です」と述懐。広瀬は「暗闇から誰かが歩いてきて、いつもはシルエットだけで『風真さんだ!』と思えるのが、そのときは近くまで来てくれないとわからなかった。信頼関係が失われたような、冷たさを感じました。なんか……寂しかったです。見たくない風真さんの顔でした」と櫻井の豹変ぶりを絶賛する。
MCから「『映画 ネメシス』を一言で表現するなら?」と問われた登壇者たち。櫻井が「……アトラクションのような、ボワッと駆け抜けるエンタテインメント」と捻り出すと、入江は「黄金螺旋の“旋”みたいな映画。点がたくさんあって、それがつながっていく」と続く。最後に広瀬は「ネメシスファミリーは本当に楽しくて。皆さんにもその楽しさ、愛情、そして映画で描かれている伏線を思う存分楽しんでいただけたら」、櫻井は「僕たちの温かい愛情が詰まった作品。ぜひご覧いただけたら」とメッセージを送った。
「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」は全国で上映中。
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