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本作は1999年12月、大統領代行に就任したばかりの
マンスキーは2014年3月にロシアによるクリミア併合のプロセスが始まった時点でラトビアへ移住。素材の権利処理や編集を始め、2018年に映画を完成させた。カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。現在はロシアで指名手配されている。
黒井は「大統領就任後のプーチンはエリツィンからはすぐ離れていき、あっという間に名実ともに権力者になっていった。彼はもともと羊ではなく、狼だったのだ。元KGB人脈の文化に『人権』や『人道』の文字はない。その後、プーチン政権はロシア国内外で反対勢力への殺戮に邁進し、やがては隣国への侵略にまで踏み入っていくことになる」とコメント。岡部は「エリツィンの『自由なロシア』に終焉をもたらしたのは果たしてプーチンだったのか。それとも自由に戸惑って、徐々にそれを望まなくなったのはロシア国民なのだろうか。そんな正解のない問の答えがこのマンスキーの映画にはある」と推薦している。
「プーチンより愛を込めて」は4月21日より東京の池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。
黒井文太郎 @BUNKUROI
推薦コメントしました。
最初はタイトルと監督が元プーチン陣営公式PR担当とのことで「ん?オリバー・ストーン監督のプーチン賛美プロパガンダ映画みたいなものかな?」と思ったのですが、さにあらず。
プーチン登場時からの危険性の萌芽を活写する貴重なドキュメンタリーです https://t.co/AO7TTNvxKM