「はちどり」シナリオや作家の寄稿収めた書籍が邦訳、キム・ボラの最新インタビューも

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韓国映画「はちどり」のシナリオや監督インタビューなどを収めた書籍「はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録」が3月28日にオークラ出版より邦訳刊行される。価格は税込2420円。

「はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録」書影

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はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録

はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録
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「はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録」中面

「はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録」中面[拡大]

本作は1994年の韓国・ソウルを舞台に、14歳の少女ウニの揺れ動く思いを描いた物語。自分に無関心な大人たちに囲まれ、孤独な思いを抱えていた彼女は、不思議な雰囲気を漂わせる女性教師ヨンジと出会う。ドラマ「今、私たちの学校は…」のパク・ジフがウニ、「逃げた女」のキム・セビョクがヨンジを演じた。監督を務めたのは本作で長編デビューを果たしたキム・ボラ。国内外の映画祭で50を超える賞を受賞し、日本でも2020年6月に封切られ反響を呼んだ。

「はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録」中面

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本書は映画の字幕を担当した根本理恵が翻訳したノーカット完全版シナリオを収録。日本でも注目を集める韓国の作家チェ・ウニョンやキム・ウォニョンらが映画を介して社会を見つめた4つの寄稿、キム・ボラとグラフィックノベル「ファン・ホーム ある家族の悲喜劇」の作者として知られるアリソン・ベクダルが女性や創作について語り合った対談も収められた。邦訳版の特別企画としてキム・ボラが撮影時の秘話を語った最新ロングインタビューも掲載。

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『はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録』オークラ出版

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