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東映ムビ×ステの第5弾となる本作は、令和のヤクザ・村田恭次が幕末へタイムスリップする物語。そこで憧れの坂本龍馬が自分をかばって命を落としたことをきっかけに、恭次は意志を継いで“日本の夜明け”を目指すことになる。
主演の松田は「この日を迎えられてうれしいです。今、公開するんだという実感が湧いているところです」と挨拶したあと、恭次と坂本龍馬の2役を演じたことについて「演じているときは必死だったんですけど、画面の中に自分が2人いるというのは、不思議な感覚でした」と完成した映画の印象に言及した。恭次の幼なじみで村田組の組員・大友一平役の和田は「いつか共演したいと思っていた松田凌くんが主役ということで、オファーをもらって出演を即決しました」と話し、「『ここどうする?』と相談しなくても、実際に演じてみてお互いの芝居を感じる、という居心地のいい現場だった」とほほえんだ。
小野は出演が決まったときについて「そうそうたるメンバーの中に戦友もいて、こっ恥ずかしい感じもありながら楽しみで仕方ありませんでした」と語り、「WBCで熱い試合を観たように、ジャンルは違えど作品を通して熱いメッセージが届けばいいなと思っています」とアピール。本田は「(石黒、本田、小野が演じた)新選組の3人は戦い方も三者三様で、何度観ても楽しんでいただける作品になっています」と力強く宣言し、矢崎は「時代劇と任侠の世界を掛け合わせる大きな試みに緊張感もあった中で、心強い仲間がいるのは役に入りやすかった」と共演者への信頼をのぞかせた。
橋本は「ヤクザ映画的な部分もありつつファンタジーなので、別世界同士が融合した楽しいものを作ろうという気持ちでした」と述懐。また「舞台はノータッチなので、映画の続編を舞台で観られるのは一観客としてすっごく楽しみ」と声を弾ませた。橋本とドラマ「白虎隊」以来18年ぶりに仕事をしたという石黒が「当時、すごく怒られたんです。待ち時間に鬼ごっこしてて……」とこぼすと、橋本は「当時はしょうもない若造でね」と言って笑いを起こす。そして「それがこんな貫禄十分の“That's 時代劇”という感じになっていたので、年月は人を成長させるんだなと思いました」とうれしそうにしていた。
岡は西郷隆盛を演じた
最後に松田は「ムビ×ステでしかそろわないメンバーだと思っています」、和田は「映画のエネルギーをみんなで舞台上に持っていって、いろんな角度から楽しめる作品にしたいです」と述べ、イベントを締めくくった。
ちこ(人類)✨ @chico_san
自分が参加してない回のインタビュー読めるの嬉しい。二役についてとか聞いてくれなかったもんなー。 https://t.co/I9PDRkWUWW