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顎木あくみの小説を映画化した本作は、家族から虐げられてきたヒロインが自分を愛してくれる男性と出会い、新たな運命を切り開く姿を描く物語。目黒が冷酷無慈悲と言われる美貌の軍人・久堂清霞、今田が清霞と政略結婚する斎森美世を演じ、大西が国の命運を背負う皇子で清霞の幼なじみ・堯人、前田が清霞の右腕的存在・五道佳斗、高石が美世の異母妹・斎森香耶に扮した。
目黒は会場を見渡し「ホッとした気持ちです。生でお客さんの雰囲気を感じられることはないので、うれしいです!」と挨拶。本作が公開されるにあたって、目黒が35媒体の雑誌の表紙、33番組にゲスト出演したことが伝えられると登壇者は「すごい!」という表情を見せる。目黒は「人生でこんなにもテレビに出ることってあるのかなって思うぐらいで。うれしいですね」とはにかむ。そんな彼の座長としての姿について今田は「いつお会いしても、どの瞬間もとにかくまっすぐで。そんな姿に私も助けられましたし、ここにいる皆さんも助けられたんじゃないかなって思います」と、前田は「(目黒は)1人で引っ張っていくというよりは、一緒に作っていく感覚が強かったです」とコメントする。大西が「先輩ですけど、誇らしい気持ちです!」と笑みをこぼすと、目黒からは「笑顔がかわいいですね」とすかさず声が。大西は「恥ずっ!(笑)」と照れ、「音楽番組で一緒になると手を振ってくれたりするんです」と報告する。目黒が「ついうれしくなって振ってしまうんですよ」と述べると、大西は「なにわ男子は“めめ担”が多いので、マウント取れるなって(笑)」と喜んでいた。
今田はクランクアップの日に触れつつ「最初にお話をいただいたときに、演じ切れるか正直不安だったんです。撮影中はすごく濃い時間で。不安だったものが終わってホッとしたのと、もう終わるんだという寂しさで涙が出ましたね」と回想。高石が撮影初日を思い返し「道端で久しぶりに美世に会ってきついことを言うシーンだったんです。本物の今田美桜さんがいらっしゃる!と緊張しました」と素直に語ると、今田は「あかりちゃん演じる香耶は可憐さがすごいんですよ。美世が私なんて…と思う可憐さなんです」とたたえ、横で聞いていた塚原も大きくうなずいていた。
イベント中盤には作品に登場する異能にちなみ“気遣いの異能”を持つのは誰か、登壇者が指差す場面も。目黒を選んだ塚原は「スタッフに『こっちに動いても大丈夫ですか?』と事前に声をかけていたりするのを見て、いろんな人が何をやっているのか見ているんだなと思いました」と撮影時の様子を伝える。同じく目黒を選んだ今田が「とにかく人一倍『ありがとう』を伝える方だなって印象がありました」と話すと、目黒は「お! ありがとう……ってまた言ってる」と笑ってから、「『ありがとうございます』って言わなくちゃいけないたくさんの人に支えられて作品が完成しているので。素で言っていたんだと思います」としみじみ口にした。
そんな目黒演じる清霞に関して塚原は「ちょっと閉じていて孤独な人。美世がどう見ているのか、彼女にどう見られているのか意識していくことで、表情が変わっていく。そういう描写を丁寧にやりたいというのは(目黒に)お願いしていたんです。それをただやるんじゃなく、しっかり自分の中で咀嚼して、清霞を演じていて。『例えばこんなのはどう?』って話すと、ビビッドな反応が返ってくる。とても楽しかったですね」と声を弾ませる。その言葉を目黒は「明日からもがんばれる」と噛み締めていた。
最後に目黒は「清霞と美世の前には現代の恋愛ではなかなかないような壁がたくさんあります。2人が思い合ってあきらめず乗り越えようとする姿が、皆さまに届いたら。1回とは言わず、何回も観にきてくださったらすごくうれしいです」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
「わたしの幸せな結婚」は全国で公開中。
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記
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