【アカデミー賞速報】主演女優賞はミシェル・ヨー、アジア系の主演賞は史上初

20

793

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 288 475
  • 30 シェア

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のミシェル・ヨー第95回アカデミー賞の主演女優賞を受賞。アジア系の俳優がオスカーの主演賞を獲得するのは、男女を問わず史上初めてとなる。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」より、ミシェル・ヨー演じるエブリン。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」より、ミシェル・ヨー演じるエブリン。

大きなサイズで見る(全16件)

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」ポスタービジュアル

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」ポスタービジュアル[拡大]

本作は倒産寸前のコインランドリーを経営する主人公エブリンが、世界と家族を救うため並行世界(マルチバース)にはびこる悪に立ち向かう物語。アカデミー賞では最多10部門11ノミネートされ、これまでに助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞、監督賞での受賞が発表された。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」場面写真

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」場面写真[拡大]

1962年に中国系マレーシア人として生まれたミシェル・ヨーは香港でアクションスターとして活躍したのち、1997年に「トゥモロー・ネバー・ダイ」でハリウッドデビュー。主な出演作には「ポリス・ストーリー3」「宋家の三姉妹」「グリーン・デスティニー」「サンシャイン 2057」がある。「クレイジー・リッチ!」や「シャン・チー/テン・リングスの伝説」など、近年ハリウッドで増えつつあるアジア系を主人公にした映画にも出演していた。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」場面写真

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」場面写真[拡大]

アジア系の主演女優賞へのノミネート自体もミシェル・ヨーが初めて。主演男優賞では2021年に「ミナリ」のスティーヴン・ユァンが初めて候補に上がったが受賞を逃しており、ミシェル・ヨーが歴史的な快挙を成し遂げた形だ。彼女が数多のマルチバースで生きるエブリンを変幻自在に演じた「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は全国で公開中。

第95回アカデミー賞 主演女優賞

※★印が受賞者
アナ・デ・アルマス「ブロンド」
アンドレア・ライズボロー「To Leslie(原題)」
ケイト・ブランシェット「TAR/ター」
ミシェル・ウィリアムズ「フェイブルマンズ」
★ミシェル・ヨー「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

関連する特集・インタビュー

この記事の画像・動画(全16件)

読者の反応

楠野一郎(プロペラ犬) @kusunopropeller

ミシェル・ヨーやった!!!! https://t.co/WeelPhd8e9

コメントを読む(20件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス / ミシェル・ヨー の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。