「一礼して、キス」や、ドラマ「鉄オタ道子、2万キロ」などで知られる
一方の「
古澤が監督しただけでなく俳優たちの企画立案からスタートしたという共通点も持つ2作。古澤は「俳優たちが積極的に『作者』として振る舞うことが、これからの映画には必要なのではないか。そんな思い持つようになって10年くらいが経ち、そのタイミングでこの2本に関わることができたことは映画の作り手として本当に幸運なことです」とコメントしている。YouTubeでは特報も公開中。
古澤健 コメント
「いずれあなたが知る話」「見たものの記録」、2本の映画に共通するのは俳優たちが主導で始まった企画であるということです。
「いずれ~」に関わることになったのは、出演者のひとりでもあるはぎの一さんからのお誘いでした。
プロデューサーの大山大さん、脚本家の小原徳子さん、おふたりだけではなく、関わる俳優たちみんなが力を合わせて作品を作ろうとしている思いの一端を、はぎのさんからの電話で感じていました。
「見たものの記録」は、私が講師をしていた映画美学校アクターズ・コース5期の修了生たちが、「一緒に映画を作りましょう」とLINEグループを作ってくれたことがきっかけで始まった企画です。演劇を中心として活躍する俳優たちが、自分たち自身で映画での表現の場を作ろうとしている、そのことに面白さを感じました。
俳優たちが積極的に「作者」として振る舞うことが、これからの映画には必要なのではないか。
そんな思い持つようになって10年くらいが経ち、そのタイミングでこの2本に関わることができたことは映画の作り手として本当に幸運なことです。
私自身にとっても新しい挑戦であると同時に、8ミリ映画を撮っていた高校大学時代の平等で自由な現場に還ったような感覚です。
観客のみなさんにとっても、この2本から新しい鑑賞体験が始まることを願っています。
小原徳子 Noriko Kohara @norikokohara
映画ナタリーさんにニュース記事掲載していただいてます!!
嬉しい!!!!😭 https://t.co/t3cKhqHUVZ