本作では、理想と現実のギャップに溺れながら社会や自分と向き合う若者たちの姿が切り取られる。北村が上司のパワハラに耐えながら“消えてしまいたい”と思い詰める〈僕〉役、中川が何事も“楽しければいい”と刹那的に生きるユウスケ役を務めた。
映像に収められたのは、ユウスケが自殺した友人・森の母親に抗議をするシーン。「息子を死なせた会社と、会社の体質を作り上げたこの社会を、私は決して許しません」と話す森の母に、ユウスケは「その社会ってやつの中に、自分は入ってるんですか? 自分に何ができたかとか考えませんか?」と問う。
Saucy Dogの石原慎也は、本作を鑑賞したときの思いを「これは俺の物語か?と錯覚するほど広く誰にでも当てはまり心に突き刺してくれる映画」と語る。そして「ここに書いてるのはほんの一部ですが、自分も含めてみんなが例外なく心に怪物を飼っている。いい怪物も悪い怪物も。そんな誰もが見えていない当たり前を書きました」と楽曲に込めたメッセージを紹介した。なお、このたび公開された本編映像は、石原が印象的なシーンとして挙げた場面だ。
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