三浦友和がキネ旬助演男優賞を受賞、トロフィーを手に「重たいですね…」

2022年 第96回キネマ旬報ベスト・テンの表彰式が本日2月1日に東京・Bunkamura オーチャードホールで行われ、三浦友和が助演男優賞に選出された。

三浦は「ケイコ 目を澄ませて」「線は、僕を描く」「グッバイ・クルエル・ワールド」での演技が評価されての受賞となった。彼は「重たいですね……」と手にしたトロフィーを見つめ、「3本合わせ技のような形でこの賞をいただいた。特別な感慨があります」としみじみ。そして「これからも俳優として、賞をいただいても勘違いをしないように精進したい」と挨拶する。

「ケイコ 目を澄ませて」の話題になると、三浦は「クランクインの日に（主演を務めた）岸井ゆきのさんがボクサーの体と心になっていたので、（役に）入っていきやすかった」とコメント。「言葉やセリフがなくても伝わるということが、顕著に現れた映画」と同作への思いを語った。

「キネマ旬報ベスト・テン」は、1924年度に当時の編集同人の投票によってベストテンを選定したことを発端とする映画賞。映画ナタリーでは表彰式の模様を引き続きレポートする。