阿部サダヲはお金に興味なし？玉森裕太は母に「石油王か！」と言われる

「シャイロックの子供たち」の公開直前イベントが本日1月30日に東京・神田明神で行われ、キャストの阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太（Kis-My-Ft2）らが出席した。

池井戸潤の同名小説をもとにした本作は、映画独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリー。東京第一銀行長原支店のベテランお客様係・西木雅博が、“メガバンクから10億円が消える”という事件の裏側を探っていくうちに、ある事実にたどり着くさまが描かれる。阿部が西木を演じ、同じ支店で働く北川愛理に上戸、田端洋司に玉森が扮した。

玉森が「上戸さんがムードメーカー。阿部さんと僕は人見知り系で、なかなか会話が弾まない」と笑うと、阿部も「（上戸は）ありがたい！ 『今日も玉ちゃん髪色変えたじゃん』って言っていて、僕、昨日一緒だったのに気付いてなくて」と反省する。玉森が「阿部さんに『え？ 髪、いつから？』て言われました」と、上戸が「全然違うのに！」と責めると、阿部は「玉ちゃんはいつもかっこいいから……」としどろもどろになり、会場を笑わせた。

上戸はコロナ禍に本作を撮影したことを振り返り「（共演者同士で）お話ししないでくださいという空気があったんです。だからキャンペーン期間は幸せで楽しいです。いっぱい番宣したいですし、もっとみんなと過ごしたい」と声を弾ませる。玉森も「また会える時間が増えたので楽しいです。精一杯楽しんでいきたいです」と笑みをこぼした。

イベント中には本作の物語にちなみ、登壇者の金運をぷりあでぃす玲奈が占うコーナーも。阿部は3人の中で一番お金儲けに興味がないという結果が出たそうで、ぷりあでぃすが「お金を目標にするのではなく達成感を優先する。お金よりもやりたいことを選びがち」と説明すると、阿部は「そうなんですよねー、当たってるからしょうがないんですよね（笑）」とご満悦の様子。ぷりあでぃすが2023年の阿部の金運について「これまで以上にお金に無頓着になる。人のためだったらお金を使います」と語ると、阿部は「ネズミが出たから駆除してくれって実家から連絡があって、今日、業者が入っています（笑）」と報告。阿部の結果を横で聞いていた上戸と玉森は「ずるいなー」「好感度上がるな」とうらやんだ。

「自然にお金が増える、素晴らしい星のもとに生まれた」という結果が出た上戸。ぷりあでぃすが「シビアな金銭感覚の持ち主。でもくつろぐための環境を整えるためなら、お金を惜しみなく使う」と話すと、上戸は「すごい、当たってます！ 家具を買うのは好きです」とうなずく。2023年の上戸の金運についてぷりあでぃすが「仕事が増えて、さらに意欲もアップする。それにともなって金運も上昇します。リフレッシュのためにお金を使うことになる」と言うと、上戸は「マッサージ行きます！」と笑顔で宣言した。

続く玉森の金運について、ぷりあでぃすは「商売上手の星を持っていて、人の心、懐にすっと入っていくのがうまい。たくさん人がいても玉森さんだけ特別にかわいがられたり。大物にかわいがられて、目上の人が金運やご縁を与えてくれる」とコメント。続けて「ケチな星がない、自分のための貯金がうまくいかないタイプ」と説明すると、玉森は「思いつきでぼーんと使っちゃうことはありますね。クレジットカードの明細が実家に届くようになっているんですが、母親に『石油王かなんかか！』って言われたことがあって。ちょこちょこいろんなものを買いすぎちゃいます」と打ち明ける。司会から「玉森さんは大物からかわいがられるそうですがいかがですか？」と質問が飛ぶと、阿部は「もう、好きになっているので」と回答。しかし、グループLINEがまだないことを上戸が暴露し、玉森も「上戸さんと僕で何度もそういう話をしているんですよ。昨日も番宣中にしていたんですが、すぐに帰っちゃいました（笑）」と吐露する。さらに上戸は「お薦めの焼き鳥屋さんに一緒に行きたいって言っているんです。阿部さんはそこの大将とは、LINE交換しているらしんですよ！」と茶目っ気たっぷりに不満を漏らし、阿部を焦らせた。

最後に「シャイロックの子供たち」の金運をぷりあでぃすが発表。「お金が飛んでいきやすい性質。阿部さんと相性がいいので、阿部さんが率先して、前に出てPRに力を入れると大ヒット間違いなし」と紹介。これを受けた阿部は「僕がしっかりしないといけない、がんばりたい！ でも僕だけがんばってもしょうがない。マスコミの皆さん、いい宣伝お願いします（笑）。変な切り取り方しないように。ヒットしたいです！」と挨拶し、会場に爆笑を起こした。なおフォトセッションには池井戸も参加した。

「シャイロックの子供たち」は2月17日より全国ロードショー。