河合優実が連続ドラマ初主演、岸田奈美によるエッセイがドラマ化

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「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」のタイトルで書籍化した岸田奈美によるエッセイが連続ドラマ化。5月14日にNHK BSプレミアム・BS4Kでスタートする。

左から錦戸亮、坂井真紀、河合優実、吉田葵、美保純。

左から錦戸亮、坂井真紀、河合優実、吉田葵、美保純。

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岸田が家族をめぐる日々の出来事をつづったエッセイをもとにした本作では、エッセイの内容に加えて、家族や関係者への取材によって得られたエピソードが描かれる。脚本を市之瀬浩子、鈴木史子、大九明子、演出を大九が担う。

主人公・岸本七実を演じるのは、本作で連続ドラマ初主演を果たす河合優実。母・ひとみに坂井真紀、父・耕助に錦戸亮が扮する。さらにダウン症の弟・草太役にオーディションで抜擢された吉田葵、祖母・大川芳子役に美保純が起用された。

河合は「七実と共にガンガン成長していく気持ちで演じたいと思います」、岸田は「わたしの知らない記憶を、気づかない優しさを、遠ざかっていた大切な人たちを、繋ぎなおしてくれる絆のようなドラマです」とコメント。大九は「とある特別な一家の、一見、波乱万丈な数年間を、原作の姿勢に倣い、死に物狂いで笑って駆け抜けたいと思います」とつづっている。そのほかキャスト、スタッフのコメントは下記の通り。

全10話の「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は毎週日曜22時から22時50分にオンエアされる。

プレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」

NHK BSプレミアム・BS4K 2023年5月14日(日)スタート 毎週日曜 22:00~22:50
※全10話

河合優実 コメント

河合優実

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岸本七実役を演じます、河合優実です。
私も七実と同じく長女です。家族のあり方やそれぞれとの距離感は、時が経つにつれ形を変えていくものだなという実感が、私個人にも出てきました。この時機にドラマを通して家族というものについてじっくり考えられることを幸運に思います。今このばらばらの世界で、どんなふうに家族の話ができるのか。また、岸本家の面々がどんなふうにお互いを大切にしている様に、皆様の目に映るのでしょうか。私も楽しみに、七実と共にガンガン成長していく気持ちで演じたいと思います。ぜひ楽しんでください!

坂井真紀 コメント

坂井真紀

坂井真紀[拡大]

ユーモアとチャーミングが溢れる岸田奈美さんの原作を、お会いするたびにユーモアとチャーミングを得意技として持ってるに違いないと感じる大九明子監督が撮影したら、悲劇も喜劇に変わるに違いありません。気持ち次第で世界は変わるんだなっと台本を読みながら強く思う日々です。人生いろいろありますもの。だから、このドラマを、届けなきゃ、届けたい、と思います。

吉田葵 コメント

吉田葵

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初めてドラマに出られて、とても嬉しいです。撮影が楽しみです。張り切って、根性で頑張ります!!
奈美ちゃんの本を見たら、家族の写真がめっちゃ素敵でした。
良太先輩と、ひろ実さんと、奈美ちゃんと、おばあちゃんに会いたいです▽

※▽は白抜きハートマーク

錦戸亮 コメント

錦戸亮

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この度お話を頂き台本を拝見し、読み終わる頃には「僕で良ければ是非」とすぐにお返事させて頂きました。
魅力的な主人公とその家族が紡ぐ物語の中で、岸本家の父親として陰ながら、そして力強く支え、
皆様に今回のフィクションの様な“ほぼ”実話をしっかりお届け出来る様、精一杯岸本耕助を演じたいと思います。

美保純 コメント

美保純

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21世紀型の、高齢者、まさしく自分もですが、〈ばあちゃん〉は、初チャレンジです。こういう役来ないかなぁー?って願ってました。誰のサンダル履いても走れるそんな日常。帰れる家が出来たような撮影中に春を感じたいです。

岸田奈美(原作)コメント

むちゃくちゃ嬉しいです。しんどいことが次々に起きた31年間を生きてこられたのは、家族やまわりの人たちのおかげです。その人たちが、ドラマを作るための取材を受けてくれました。懐かしさを味わい、急に引き出された話にどよめき、びっくりするほど幸せな時間でした。わたしの知らない記憶を、気づかない優しさを、遠ざかっていた大切な人たちを、繋ぎなおしてくれる絆のようなドラマです。どうか一緒に、楽しんで観てください。

市之瀬浩子(脚本)コメント

読むと幸福感でいっぱいになる原作を書いた岸田奈美さんは、その渦中で、どんな景色を見てきたのか。そこを出発点に、原作の世界に浸りながら、時に笑える文章に潜む本心を探りながら、ご本人とたくさんの方にお話を伺い、想像して、物語ができていきました。楽しんで頂けると、うれしいです。

大九明子(演出・脚本)コメント

この度ついに、「家族」という底なし沼のような題材を描くこととなりました。普通の家族なんてものは存在しないのではないでしょうか。どの家族も、ちゃんと面倒で、ちゃんと特別なのだと思います。そんな、とある特別な一家の、一見、波乱万丈な数年間を、原作の姿勢に倣い、死に物狂いで笑って駆け抜けたいと思います。

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原作:岸田奈美『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』小学館

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