6人の若者の人生が交錯、そして無差別殺人へ「青春弑恋」予告公開

「幸福城市」で知られるホー・ウィディンが監督を務めた台湾映画「青春弑恋（せいしゅんしれん）」の予告編がYouTubeで解禁された。

本作は一見何の関係もない6人の若者たちの日常が錯綜し、やがて台北駅での無差別殺人事件に巻き込まれていく物語。「ナイト・オブ・シャドー 魔法拳」のリン・ボーホンが心に闇を抱えるストーカー役で主演し、Netflixシリーズ「次の被害者」のムーン・リーもキャストに名を連ねた。

予告は刀を持った男が台北駅に現れる場面から幕開け。複雑に絡み合う6人の奇妙な関係が映し出され、やがて悪夢の惨劇になだれ込んでいく。「衝撃的そしてスタイリッシュ」（Variety）、「孤立した魂の人間交差点から見える不都合な真実」（Screen Daily）、「盲目的で真実な愛の描写」（The Film Stage）という海外メディアの批評も記載された。

「青春弑恋」は3月24日より東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で順次ロードショー。2021年の第34回東京国際映画祭では「テロライザーズ」のタイトルで上映されている。