「
入浴の精神と様式を突き詰めることで完成する“湯道”をテーマにした本作。銭湯で働く人、銭湯へ通う人、そして湯に魅せられた人たちの人間模様が描かれる。生田が銭湯を営む実家に戻ってきた主人公・三浦史朗、濱田が弟の三浦悟朗、橋本が銭湯で働く秋山いづみを演じた。
本作では銭湯・まるきん温泉のシーンの撮影にあたり、京都太秦の撮影所内に巨大セットが制作された。湯船に湯を張って実際に入浴できるそのリアルさを、生田は「セットとは思えない、銭湯1棟を丸々建てたような豪華さ。この中でお芝居ができる喜びと、こんなもの作っちゃうんだ!という驚きがありました」と振り返る。濱田は兄役の生田と肩を並べて「ちゃんと1組の父と母から生まれた兄弟の設定です。余計な邪推はいりません!」と強調しつつ「銭湯の周りにコインランドリーやラーメン店もあって。1つの街を撮影所に作ってしまったようで、セットの偉大さを感じました」とありがたそうに語った。
看板娘として番台に座るシーンが多かった橋本も「昔ながらの味わい深さがあり、番台から男湯も女湯も見渡せて壮観でした」とセットに言及。「喧嘩のシーンでは3人で銭湯中をぐるぐる回るんですけど、あれは監督がセットを全部見せたかっただけなんだろうなって思いました(笑)」と続けると、濱田はうなずきながら「唯一のアクションシーンでしたね」とアピールした。
入浴シーンでは裸になるため、生田は「僕だけじゃなく、岳くんや窪田くんも脱いでます。小日向先輩だって裸になられてますから。それぞれの年代の男の裸が見られます!」と力説する。小日向は「何回かお風呂に入るシーンがあるんですけど、嫌でしたねえ。張りのない尻を見せたくない。カメラの位置のおかげで前貼りじゃなく肌色のパンツで済んだんですけど。生田くんのお尻はすごい立派でしたよ!」と生田の尻を絶賛した。
また湯道の家元の内弟子・梶斎秋を演じた窪田は「僕は波紋すら立てず息を止めるように入浴しなければならないので、完成した映画を観たら皆さんバシャバシャ入っていて。ちょっとうらやましく思いました」と告白。そんな窪田の体も“仕上がって”いたそうで、生田は「お湯を垂らすシーンも桶じゃなくて腕見ちゃうもんね。キレキレだなって。ぜひ肉体美を見てほしい!」と呼びかける。
そして生田は「寒い中、温かい映画を皆さんに届けることができてうれしいです。お風呂って日常の中の幸せだと思います。シャワーで終わらせてもいいんだけど、この映画を観たあとはお風呂が楽しくなって、銭湯に行きたくなって、誰かとお風呂に入りたくなって。そんなふうに皆さんの価値観を変えてくれたらと思います」と観客に語りかけた。
「湯道」は2月23日より全国ロードショー。
関連記事
生田斗真の映画作品
リンク
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Completion screening event of new movie "Yudou" at TOKYO DOME CITY HALL on 26 Jan 2023 - Ikuta Toma, Hamada Gaku, Hashimoto Kanna, Kohinata Fumiyo, Tendou Yoshimi, Chris Hart, Nukumi Meru, Kubota Masataka & Kadono Takuzo; showing from 23 Feb 2023
https://t.co/yJeBpd80PL https://t.co/2fMyAsl2Q0