PFFアワード2022のグランプリ受賞作「
俳優養成所の同期である
野村が神崎を演じ、河野が初監督に挑みながら山本を演じた。河野は2021年いっぱいで役者業から身を引くことを決め、その前に積年の思いであった監督として作品を残すことを決意。2021年10月に脚本を書き上げ、2022年3月1日から4日にかけて撮影を行った。
河野は「僕が、人生の中で最も大切な事だと考えている『優しさ』。このことが、ほんの少しでも映っているように、そして傲慢かもしれませんが、どん底な自分たちに光を当て、自らを救いたいという願いを込めて作りました」とコメントしている。
YouTubeでは予告編が公開中。
河野宏紀 コメント
俳優業というものから足を洗う前に最後、悔いが残らないように、監督として友人の野村一瑛と一緒に作品を残したいという思いがありました。お互いそれぞれ、私生活や俳優業というものにおいて過ちを犯したり結果を残せずに過ごしておりました。映画というものはもちろんフィクションですが、僕らにとってはどこかノンフィクションのような作品に仕上げたいという思いがあり、それぞれの人物に僕たちの心情を投影させました。僕が、人生の中で最も大切な事だと考えている「優しさ」。このことが、ほんの少しでも映っているように、そして傲慢かもしれませんが、どん底な自分たちに光を当て、自らを救いたいという願いを込めて作りました。
河野宏紀の映画作品
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おおとも ひさし @tekuriha
PFFアワード受賞作、どん底な男2人の旅路と孤独感を描く「J005311」公開 - https://t.co/ZMWTx7RkIF