「スリー・ビルボード」で知られる
アイルランド西岸沖に浮かぶ架空の離島・イニシェリン島を舞台にした本作。主人公・パードリックは友人のコルムから突然絶縁を告げられ、周囲の人々の力を借りて事態を好転させようとするが、思いもよらぬ運命が彼を待ち受ける。
特別映像はキャストとスタッフがロケ地の魅力について語る内容。アイルランド人の両親を持ち、自身もロケ地となった地方で幼少期を過ごしたマクドナーは「アイルランド人にとってイニシュモア島は神話や文学と関係の深い土地だ。映画の舞台にいいと常々思っていた」と明かす。3つの島からなるアラン諸島のうち、もっとも大きいイニシュモア島では、パードリックと妹・シボーンの家をはじめ、登場人物たちの住まいを中心としたシーンが撮影された。
パードリックとコルムの仲違いが巻き起こるパブや、コルムの家、街のシーンは、イニシュモア島から少し離れたところに位置するアキル島にて撮影。ファレルは「あの島々のおかげで短い撮影時間でも物語に幅と広がりを持たせることができた。私的な“受難劇”に適したロケーションだった」と、それぞれの島での撮影を振り返る。またマクドナーは「この映画で捉えたかったのはアイルランドの美しさだ。最高に美しいアイルランド映画を撮りたかった」と本作への思いを伝えた。
「イニシェリン島の精霊」は1月27日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
アカデミー賞ノミネート作「イニシェリン島の精霊」は最高に美しいアイルランド映画(特別映像あり)
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