アニメーション映画「
賀来は今回のアフレコについて「(渡邉こと乃)監督のディレクションについていくのが最大限できることだと思って、一生懸命やりました。今までの声優のお仕事でもっとも時間のかかった作品。何回もやり直しさせていただいて、本当に濃い時間になりました」と振り返る。
浜辺は「収録ブースは薄暗くて無音の空間なんです。1人ぼっちの感覚がして『私はこの映画を台無しにしてしまうんだ』とネガティブな方向に流され、心がポキッと折れちゃって……。でも、賀来さんや監督に助けられて戻ってこれました。またいつか声優業や慣れない現場に挑戦したときに『落ち込んだけれど皆さんのおかげでなんとかなったんだから大丈夫だ!』と思えるんじゃないかなと、心が強くなった気がします」と成長したことを明かす。
また賀来は「自分が声を当てたキャラクターでしたが、客観的に観ることができた。声優としてちょっとは成長できたんじゃないかなと思います」と述べる。「今年の目標は“真心”」と話す浜辺は、お気に入りのシーンについて「予告編にも登場する橋の上でのシーン。サーラが真心を持ってナランバヤルの背中を言葉で押してあげるんです。景色のきれいさも相まって私はあのシーンが大好きです!」と頬をゆるませた。
イベントでは、会場に集まった悩める学生たちへ賀来、浜辺がアドバイスを送る一幕が。就職活動を控えている学生から「オーディションなどで大事にされてきたことを教えてください」と質問されると、賀来は「自分をよく見せるためにいろんな方法を試したんです。結局、着飾ってもいい反応は得られなかった。適材適所ってあるんですよね。そのままの自分がその場に合うか、縁があるか。もし成功したとしても失敗したとしても、すべて正解なんだと思う。あのとき失敗したから今の自分があると思っています」と真摯に答える。
またアニメ業界を目指す学生へ浜辺は「思い込むことが大切だと思うんです。言霊もそうですよね。自分をだますつもりで、心の底から思い込んで成功に導いていってほしいです」と伝えた。
「金の国 水の国」は1月27日より全国でロードショー。
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