「
現在全国で公開中の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」。神秘の星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイクが家族と平和に暮らす中、再び人類が現れたことで神聖な森を追われ、新たに身を寄せた“海の部族”を率いるトノワリ家の長女・ツィレヤに声を当てた内田は、映画を観た感想を「キャラクターが海で泳いでいるシーンで『楽しいー!』って。アトラクションのようで、あの感覚はすごかったです。映画はあっという間に時間が過ぎ去り、本当に体験型の作品なんだなと思いました」と興奮気味に語る。
ツィレヤを演じるにあたって意識したことについては「歩き方や動き方に、彼女のかわいらしさや美しさがにじみ出る瞬間があるんです。それを表現するにはどうすればいいかを考えました」と述懐。「たぶんガンガンしゃべるようなキャラクターではないので、一呼吸置いてから話したり。一目置かれるような女性を目指しました」と明かした。
アニメやゲームのアフレコと吹替の違いを聞かれた内田は「メインは出演している役者さんなので、その演技を邪魔したくないという思いがあります。役者さんの演技を基準にして、映画の世界になじむように、キャラクターが生きているように、まるで最初から日本語であるかのように聞かせたいと思っています。(自然と)乗っかっている感じと言いますか、想定していなかった芝居が自分の中から出てくる瞬間もあって面白いです」と笑顔で伝える。
2022年の目標を「おんがえし」と発表していた内田。「仕事もプライベートも、わりと達成できたと思います。1stライブのリバイバル企画を行ったんですが、昔から応援してくださっているファンの方々に『今もがんばっているよ』と伝えることができたと思います。プライベートだと、鹿児島に住んでいるおばあちゃんに向こうの名産品を送ってもらったりレシピを教えてもらったりして、コミュニケーションを取りました。どうしたら恩返しできるかなと考えたときに、甘えるのが一番かもしれないと(笑)。東京に来てくれたこともあって、今も連絡を取り合ってますね」と充実感をにじませた。
関連する特集・インタビュー
くらむちやうだー @shun_taso1227
鹿児島に住んでるおばあさんと真礼さんとの小話微笑ましいんだが https://t.co/dtzGzxN9PO