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三浦大輔が作・演出を手がけた舞台を自ら映像化した本作では、フリーターの菅原裕一がさまざまな人間関係を断ち切っていくさまが描かれる。バツが悪くなるとすぐに逃げ出してしまう裕一を藤ヶ谷、裕一と5年間同棲している里美を前田、裕一の親友・伸二を中尾が演じた。
藤ヶ谷は「僕は逃げたいと思っても逃げられないことが多かったので、1周回って裕一ってかっこいいのかなと思ったりして。僕も今後嫌なことがあったら携帯の電源を切ります」「裕一を責めるコメントが多いので、自分だけでも味方になってやろうと思う」と裕一への理解を示す。それを聞いた前田も「私は普段から子供に携帯を取られていることが多いので、実はいい距離を取れている。携帯とはそれくらいの距離感がいいのかも」と話した。また中尾は「僕が洗濯物を畳むシーンはかなりうまいので観てほしいです。これは舞台版のときから三浦監督に褒められましたから。家では家事もけっこうやっているので、そこは自信を持っています」と見どころをアピールする。
劇中で裕一が逃げてしまう場面に関してもトークが展開された。「恋人に今後のことを話し合おうと言われたら逃げる?」という質問には、中尾が「そんなことを言われたら終わりだなと思うし、逃げたい。でも逃げない。そこは男のプライドとして覚悟して話を聞く」と回答し、藤ヶ谷も「僕も逃げない」と同意。前田は「逃げてほしくない!」「今何を思っているのかだけでも教えてほしい。ささいなことすら言葉にしない相手だとどうしていいのかわからない」と語った。
それぞれが今年の抱負を発表するコーナーもあり、中尾は「料理」、前田は「充実」、うさぎ年で年男の藤ヶ谷は「映画が跳ねますように!」と答えた。藤ヶ谷は「今年はうさ耳から逃げない!」と宣言し、「この映画のPRでうさ耳のカチューシャを付けてくれと言われることがあっても『それは大丈夫です……』と言い続けてきました。でもこの映画のPR期間中に1回はうさ耳を付けなければ」と覚悟した様子。それに対して中尾が「次の舞台挨拶でうさ耳があれば、藤ヶ谷くんだけ付けましょうよ!」と提案すると、藤ヶ谷は「もし僕がうさ耳を付けたとしたら、ちゃんとリアクションをしてほしい」とお願いする。しかし中尾は「いや、誰も触れません……」と返し、藤ヶ谷から「それ一番嫌! 寂しい!」と言われていた。
「そして僕は途方に暮れる」は、1月13日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Pre-release event of new movie "Soshite boku wa tohou ni kureru" at Space FS Shiodome on 7 Jan 2023 - Fujigaya Taisuke, Maeda Atsuko & Nakao Akiyoshi; showing in cinemas from 13 Jan 2023
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