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パン・ホーチョンが2004年に発表した香港映画「ビヨンド・アワ・ケン カレと彼女と元カノと」を原作とする本作。突然恋人に振られた図書館員の富田桃が、SNSで元カレの新しい恋人の存在を知ったことから物語が始まる。松本が元カノの桃、玉城が今カノの莉子、渡邊がカレの健太朗に扮した。
大勢の観客を前に「皆さん、明けましておめでとうございます」と新年の挨拶をした松本は、玉城の印象について尋ねられると「本当に面白い方。結局どういう方なんだろうというのが、いまだにつかみきれないところがある。お会いするたびに新しい一面が見られるので、虜になっています」と語る。玉城は「ありがとうございます!」と笑みをこぼし、「(松本が)私に興味を持ってくれるのかなと思って……。現場で仲が悪くなったらどうしようと心配していたのですが、感覚の温度感みたいなものが近くて理解できる部分も多かったです。共演する前の作品も観ていたので、頼りにさせていただきました」と述懐した。
渡邊は自身の演じたキャラクターについて「めちゃくちゃ子どもっぽい子。出す言葉に悪意がないというか、根っこの部分はすごくピュアで。その好奇心から言葉が出てしまっている。そこを原動力にいろいろなことをやっているんですよね」と分析する。城定は「僕は3人ともちょっとおかしな人たちだなというところから入りました。ただ、どの人に肩入れするということもなく、フラットな目線で、この物語と関係性を描けたらいいなという思いがありましたね。だから健太朗にも少し優しい一面があります」と明かした。
イベントでは、縁結びの神社として名高い東京大神宮から取り寄せた“恋みくじ”を松本らが楽しむ一幕もあった。「中吉」を引いた松本は「強烈な2人の愛は最高潮に達し、永遠を求めるけれど、長続きはしないかも知れません。嫉妬や快楽に狂わないで、心を平静にして、真実の愛に目覚め新しい人を選べば限りない幸福が得られます」と、恋みくじを読み上げて笑いを誘う。
玉城が引いたのは「吉」で「夜も日もなく恋い焦がれても高嶺の花です。しかし恨んではいけません。思い切って諦めなさい。この切なく苦しい思いを祈る心に変えて神様におすがりしなさい。必ず相応しいよい人に廻り逢えます」と読み上げる。玉城は「『(神様に)おすがりするといい』ということなので、今年は神社にいっぱい行こうかな」とこぼした。
そして「中吉」を引いた渡邊の恋みくじには、「灯の木陰にささやき合った恋なのに枯葉が散って行くように淋しく消えてしまうような運勢です。もっと積極的につき進んで愛情を捧げましょう。そうすれば愛をつなぎとめることができます」とつづられていた。渡邊は「ほかにも、待ち合わせは街中の静かに対話のできる喫茶店がいいと書いてあるんで、水瓶座か双子座のB型かO型で、2つ歳の離れた人と喫茶店に行きます」と意気込んでみせた。
「恋のいばら」は全国で上映中。
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