日曜劇場「Get Ready!」の制作発表会見が本日1月6日に東京・TBS本社で行われ、キャストの
堤幸彦らが演出を担当する本作は、超人的なオペ技術と法外な治療費でどんな手術も請け負う正体不明の闇医者チームを軸に、人間の生きる意味を問いただすダーク医療エンタテインメント。妻夫木が天才執刀医・波佐間永介(エース)、藤原が交渉人・下山田譲(ジョーカー)、松下がオペナース・依田沙姫(クイーン)、日向が万能ハッカー・白瀬剛人(スペード)を演じる。
妻夫木は「ようやく作品を届ける日が近付いてきました。堤監督がどう調理しているのか、楽しみでワクワクしています」と切り出し、松下も「どんな世界観になっているのか楽しみです」と笑顔に。これを受けた藤原が「放送2日前にもかかわらず、まだ観させてもらえていないという(笑)。テレビの前で観たいと思います」と述べると、会場から笑いが起こる。日向は「前線で活躍している皆さんとお芝居をさせてもらっています! 一視聴者として完成を楽しみにしています」と続いた。
オペシーンのために撮影前から練習を重ねているという妻夫木は「未知なる医療にも臨んでいるので、それをダイナミックに見せるために、いろんな演出が含まれていて。表現するのが大変ですね」と話し、役作りのために実際の手術を間近で見たことに触れ「それが支えになりましたね。神秘的な体験でした」と真摯に伝える。松下は「凄腕オペナースという役どころなので、それに見合うようにしないといけない。うまく器械出しできないとエースが困りますので、いかにエースが手術しやすくなるかしか考えていませんね」と言及した。司会から「セットがすごい!」という意見が出ると、妻夫木はすかさず「練習でオペ室のセットを使わせてもらえないんですよ! 隅で練習しています(笑)」とぼやき、「(オペ室のセットに)超高級外車が買えるぐらいかかっているらしくて、1話減っちゃうんじゃないかと心配になっています」と笑う。
およそ20年ぶりの共演となる同じ事務所所属の妻夫木と藤原。藤原は「月日が経つのは早いなと。新鮮な気持ちで、また新たなスタートラインに立って、もの作りをさせてもらっています」とコメント。妻夫木が「事務所に入って、ずっと背中を見てきた人なので、安心感がありますし、竜也を見て、まだまだ勉強するところがありますね」としみじみ語ると、藤原は「こういうところで褒め合っても仕方ないんですけど、僕も一緒です。妻夫木くんの背中を見て、学ばせてもらっているところがあります」と返した。
続けて「共演者のリスペクトしているところは?」という質問が飛ぶと、妻夫木は「また竜也のこと褒めてちょっと気持ち悪いんですけど(笑)」と照れつつ、「ジョーカーという役は交渉役で一番セリフが多いんです。そのセリフに対して、竜也の持っている引き出しの多さには驚かされますね」とたたえる。「どうしてここまでしゃべらされるんだろうと思ったり」と笑う藤原は「当日の朝とか前日の夜にセリフを足されることがあって、言葉が悪いんですけどストレスでしかなくて(笑)。覚えていくもんか!と思ったりもするんですけど、泣く泣く入れちゃいますね」と茶目っ気たっぷりに明かした。そして藤原は「オペシーンは“のちほどオペ台本を渡します”としか台本に書いてないんですよ。(妻夫木や松下が挑戦する)オペ台本が難解であればあるほど、僕はにやにやしていますね」とにっこり。松下は「オペ台本はすぐには理解できないですね。でも妻夫木さんはすごいんですよ。初めて見た器械なのに、教えてもらうとすぐにできちゃう。本当に外科医みたいです!」と伝えた。
最後に藤原は「喜んでもらえるよう撮影がんばります」と、妻夫木は「このドラマが生きる力になるようにがんばっていきます」と意気込み、イベントの幕を引いた。
「Get Ready!」はTBS系で1月8日から毎週日曜21時よりオンエア。初回は25分拡大スペシャルとなる。
日曜劇場「Get Ready!」
TBS系 2023年1月8日(日)放送スタート 毎週日曜 21:00~21:54
※初回は25分拡大スペシャル
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Production press conference of TBS Winter 2023 drama "Get Ready!" at TBS HQ on 6 Jan 2023 - Tsumabuki Satoshi, Fujiwara Tatsuya, Matsushita Nao & Hyuga Wataru; starting from 8 Jan 2023
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