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「嘘八百」シリーズ第3弾の本作。豊臣秀吉の出世を後押ししたと言われる7つの縁起物「秀吉七品(しちしな)」の1つ、鳳凰の銘がついた茶碗をめぐるだまし合いが描かれる。大物狙いで空振りばかりの古美術商・小池則夫を中井が演じた。
中井は観客に向け「明けましておめでとうございます。私は初日を迎えるまで出演作を観ない主義。今日をもって初めて観ることができます」と挨拶。安田は「このように初日を迎えられたことを幸せに思います」と述べ、「僕も初日まで映画を観ないようにします」と話し笑いを誘った。
イベントでは、仕事の都合で参加が叶わなかった
中井は「3作目の今回は、本当は海外を望んでいた(笑)。でも大阪の堺に戻ってくるという展開になりました」と語り、「堺を歩き回ることができました。本当に皆さん、ぜひ行ってみてください」と堺の魅力をアピール。安田は「撮影させていただくにあたって、豊臣秀吉さんのお墓に手を合わせに行きました」と述懐する。
安田が演じた“カリスマ波動アーティスト”TAIKOHという役どころに関して武は「お会いして、安田さんのキャラクターをいただきながらシナリオを書き進めました。当て書きしながらTAIKOHのキャラクターを作っていきました」と説明。安田は「幸せです。自分ではないキャラクターに、自分を当て書きしていただいて、観た方の心に響くものがあるというのは『自分の人生はラッキーだな』と思います」と胸の内を明かす。
TAIKOHの財団を仕切る山根寧々役で参加した中村は「本をいただいたときは、(寧々が)謎すぎてどう演じるべきか悩みました。監督にお会いし質問したところ、監督が『キャラクターとして捉えるのではなくどう生きてきたかということを大事にしてほしい』とおっしゃったので、そこを意識しました」と伝えた。
中井が「『嘘八百』の現場の流れを作っているのは、蔵之介くんや僕ではなくおじいさんたち。今回は笹野(高史)さん。笹野さんが好き放題やることにすべてツッコむというのを、自分に課しました」と振り返ると、友近が「ずっと見ていたいくらい、面白いやり取りでした。(中井と笹野の)関係性ができあがっているから、楽しかったです」と笑顔を見せる。
最後に中井は「4作目を海外で撮影できるかどうか、皆さんにかかっています! 映画は1度だけじゃなくてもいいので、ご協力いただけると幸いです」と語り、イベントを締めた。
「嘘八百 なにわ夢の陣」は全国で公開中。
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