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香港映画界で活躍したスタントマンの証言やスタントシーンを集めて構成された本作。サモ・ハンが同作の話を聞いたときはすでに大部分が撮影済みだったものの、映像を観て「これは私が出なければいけない」と感じたそう。彼は「映画が観客の目に触れることができれば、スタントマン全体にとってプラスになるのではないかと思ったわけです。スタントマンたちは皆兄弟みたいなものなので、ここは感謝の気持ちでいろんな質問に答えようと、自分の責務だと思って出演したのです」と経緯を語る。またスタントマンが危険なアクションを拒否しない理由については「皆、アクションをやるにあたって自信を持ってやっています。自分がやることを把握して、どうすればけがをするか予測し、リスクはあるかもしれないが、やってみるのです」と述べた。
出演作「イースタン・コンドル」でのエピソードにも触れ「私が飛び降りるシーンがあったのですが、成功したものの足をけがしてしまったんです。するとスタッフや俳優たちがすごく神妙な表情をしているわけです。でもそれは私のけがを心配していたのではなく、翌日の1シーンが終われば香港から来た俳優たちは香港に帰れるところだったのに、延びる可能性が出たから。フィリピンで撮影していて4、5カ月滞在していたから、みんな1日でも早く香港へ帰りたかったんですね。だから私は翌日も休まず撮影してみんなを帰らせ、そのあと私だけ残って1週間休んで、もう1回そのシーンを撮り直しました」と明かした。「影響を受けた人は?」という質問には「ブルース・リーだけです。彼は私の考え方や思想に大きな影響を与えてくれて、そして仕事現場でいろいろなことを彼から学ぶことができました。まず大事にしていることは人格。人間にはキャラクターがありますが、それを映画の中でどう形成していくかということがものすごく大事だと彼から学びました」と答えている。
一部を除く上映館では、封切りとなる1月6日に数量限定の「本国ビジュアル 特製ポストカード」、13日には「本国ビジュアル 特製チラシ」が入場者へプレゼントされる。特製Tシャツの販売も決定した。
若狹 眞礼城 WAKASA Mareki @能代べらぼう屋 @marekingu
影響を受けた人はブルース・リー、「カンフースタントマン」サモ・ハンのコメント到着 #SmartNews https://t.co/pYYkVOhdj2