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山田貴敏の同名マンガをもとにした「Dr.コトー診療所」は、2003年と2006年にフジテレビ系で放送された医療ドラマ。映画では、東京から赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、志木那島の人々の関わりを通して命の尊さが描かれる。
約16年ぶりにコトーを演じた吉岡が、観客に「どうでしたか?」と投げかけると大きな拍手が。吉岡は「(無事に初日を迎えた)僕の気持ちなんかより、皆さんの気持ちが大事です。僕が五島健助として白衣を着るのはこれっきり、最後です。皆さんにスクリーンで観ていただけて幸せです」と頬をゆるませる。
コトーと数年前に結婚し、現在妊娠7カ月の看護師・五島彩佳に扮した柴咲は「この作品に流れる空気感、キャスト・スタッフの皆さんとのつながり、コトー先生を取り巻く島の人たちの暮らしぶり、そして音楽。すべて含めて本当に素敵な作品だと思います。22歳で『Dr.コトー診療所』に出会ってから19年。当時の自分にはまだ理解できなかった人とのつながり、温かさが今になって染みてきています。『Dr.コトー診療所』は第2の故郷です」と言及する。
高橋は新米医師・織田判斗としてシリーズに初参加。吉岡は「診療所を海人くんに託して、『Dr.判斗』を1人のお客さんとして観たいなと思います。判斗先生のシャウトで涙があふれましたから。本当に素晴らしかったです」と述べる。中江も「高橋海人じゃないと判斗は成立しなかった。素晴らしかったです。ブラボー!」と称賛。高橋は「アイドルとしてデビューしてから、やっと映像の作品に出させていただいた。お二人から(『素晴らしかった』という)お言葉をいただけて、手が震えるくらいうれしいです。作品のトップを張れるような俳優になれるようがんばります!」と喜びをあらわにした。
彩佳の後輩として志木那島診療所で働く看護師・西野那美役で出演した生田は、柴咲との共演について「お薦めの食生活を教えてくださったり、歌手活動と俳優活動の考えを聞かせていただきました。役柄もそうですが、私にとっても憧れの先輩だなと思っています。すごく貴重な時間でした」と撮影を振り返る。
また本作限りで俳優復帰を果たした富岡は「柴咲さんもおっしゃっていましたが、僕にとっても『Dr.コトー診療所』は第2の故郷です。コトー先生や時任(三郎)さんにお会いしたとき、すごく温かみを感じました。幸せな気持ちになりました」とコメント。親子役で共演した時任から「立派になったな」と声を掛けられたことも明かした。
そしてドラマに引き続き「Dr.コトー診療所」を彩ったオリジナルキャストの面々も思いを伝える。大塚は「16年という時が経ちましたが、つい最近まで皆さんとずっと撮影していたかのような感覚があって不思議でした」、泉谷は「海人と絵梨花にこの作品を引き継いでいってほしい」、筧は「泣いたレベルで言うと『E.T.』以来ですね!」、小林は「中江監督の熱い思いを感じました」と述べた。
「Dr.コトー診療所」は本日12月16日から全国で公開中。
※高橋海人の高は、はしごだかが正式表記
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First-day event of new movie "Dr. Kotoo shinryoujo" at TOHO Cinemas Roppongi Hills on 16 Dec 2022 - Yoshioka Hidetaka, Shibasaki Kou, Ootsuka Nene, Takahashi Kaito, Ikuta Erika, Tomioka Ryo, Izumiya Shigeru, Kakei Toshio & Kobayashi Kaoru
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