アニメーション映画「
岩本ナオのマンガをもとにした本作。商業国家の“金の国”ことアルハミト国と、自然に恵まれた“水の国”ことバイカリ国という敵対する2つの国を舞台に、ひょんなことから夫婦を演じることになった2人が恋に落ちる姿が描かれる。“水の国”の建築士ナランバヤルに賀来、“金の国”の第93王女サーラに浜辺が声を当てた。
自身の役柄について賀来は「ナランバヤルは一見ちゃらんぽらんに見えるけど、機転が利くキレ者」と説明し「本当にいい男なんですよ、常に尊敬の気持ちで彼を見つめながらお芝居をしました」と振り返る。本作のキャッチコピーにちなんで、“初泣き”するポイントを尋ねられた浜辺は「人によって刺さるところが違うと思うけど、雪解けのように、心がほぐれて水が流れるようなシーンがちりばめられています」と答えた。
戸田は「賀来くんと浜辺さんが、絵そのままと思うくらい(役に)ぴったりで息をのみました。音楽も素晴らしくて、みんなの声がマッチしていました」と作品を観た感想を述べる。コールは音楽に関して「作中に登場する2つの国は文化が違うので、音楽でもそれを表現したかった。楽器を選んで、オーケストラと混ぜて使っています」と語った。
イベントの冒頭では、琴音が本作のテーマ曲である「Brand New World」を歌唱。改めて登壇した琴音は「すごく緊張しました。有観客で歌うのは久しぶり。華やかな場所に参加させていただき、とてもうれしいです」と伝えた。渡邉は彼女について「名前を伏せた状態で声だけ聴いて決めました。自分の要望にドンピシャで、スタッフも満場一致。『この人しかいない』と思ったのが琴音さんでした」と述懐する。
最後に浜辺は「日々過ごしているといろんな問題にぶつかると思いますが、優しさと温かさがあれば解決できるという勇気を与えてもらった作品でした」、賀来は「映画を観たあとに、温かい空気に包み込まれるような感覚になった。皆さんも無心で映画の世界観に入り、ほっこりした気持ちで帰っていただけたら」と語り、イベントを締めた。
「金の国 水の国」は、1月27日より全国ロードショー。
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「金の国 水の国」賀来賢人が自身の役を尊敬、浜辺美波は「勇気を与えてもらった」 - 映画ナタリー
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