これは本日12月12日に台湾で行われた「商魂 TRADE WAR」制作発表会見にて発表されたもの。本作は、1950年代に台湾で重要な物資であったセメントを加工する企業を、のちに台湾を代表する企業へ発展させた実業家リン・ドンの実話をもとにしたオリジナルドラマだ。
リン・ドンを演じるのは「返校 言葉が消えた日」「戦慄のリンク」の
本作のプロデューサー・高瑞陽(Jackol Kao)は、映画「ヤクザと家族 The Family」での市原の演技に注目し彼にオファーしたという。市原が台湾制作の作品に出演するのは本作が初となる。市原らのコメントは以下の通り。なお本作は日本でも同時期に配信される予定だ。
※「商魂 TRADE WAR」は台湾でR18+指定作品
市原隼人コメント
演じる武田遼平について
正直、演じる前には様々な葛藤がありましたが、振り切って覚悟を持ち完全なヒールに徹底いたしました。
この先、中々出逢わないであろう程に、金、性、名誉…etc全てにおいて強欲で冷徹な人間です。
あまりの闇の深さに現場にいる時は食事が喉を通りませんでした。
意気込み、見どころなど
衝撃的映像が収められた今作品は台湾だからこそ成し得た事で、貴重な経験をさせていただき心から感謝しています。
“台湾の制作クオリティ=世界基準”だという事を改めて感じさせていただきました。
洪子鵬監督をはじめ今作品に携わる全ての部署へ最大限の敬意を払い、憧れの意を表します。
何より今作品に参加した事で台湾を大好きにさせていただきました事を心より感謝しています。
高瑞陽 コメント
市原隼人を起用した理由
「商魂」というこのドラマは、ちょうど台湾が50年間の日本統治時代を終え、国民党が台湾に遷都する直前の社会を描いています。
歴史上実際に存在した大きな時代を描く為、我々は企画段階から日本人俳優をキャスティングしようと決めていました。
ちょうど市原さんは今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演されていて、演じられた慎重であり聡明、また情に熱く義理堅い役柄は強い印象を残しました。
我々のドラマにおいて、今回の役柄は、アクション面でチャレンジな部分も多く、市原さんは日頃からトレーニングを積んでいらっしゃるので、体格においても精神力においても、我々の期待にピッタリでした。
市原隼人の印象
昨年、私はちょうど市原さんが出演していた「ヤクザと家族」という映画を見て、大好きになりました!
市原さんの演技が非常に魅力的で、自然な感情表現に深く感銘を受け、非常に印象深かったです!
実際に市原さんと共にお仕事をしてから、市原さんの演技へかける情熱とプロ意識をまざまざと感じました。
市原さんは「商魂」チームと共に、時間をかけてキャラクターの性格を仔細に討論することを嫌がりません。
物語を重視し、セリフを細かく読み込み、友好的にチームと知に討論する事で、魅力的なヒール役を見事に生き生きと物語に息づいて下さいました。
ホン・ズーホン コメント
市原隼人を起用した理由
市原さんは非常に優秀な役者さんで、彼の個性的な演技スタイルは、日本人男性のある一面を象徴していると感じました。
私がこのような思いを抱いていたので、市原さんにオファーさせていただきました。
市原さんがオファーを受けて下さり、一緒にお仕事ができると知った時は、とても興奮しました。
市原隼人の印象
市原さんの演技スタイルは個性的且つ独特で、「商魂」にある種の不確定性をもたらしてくれました。
市原さんが演じたこのキャラクターが、物語がもともと有していたルールを破り、我々台湾の役者たちにこれまでにない刺激を与えてくれました。
市原さんが演じる武田を感じながら、少しずつその他の役者のキャラクターを調整していきました。
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Ichihara Hayato to appear in Taiwanese drama "TRADE WAR" showing in Taiwan and Japan in autumn 2023; the story focuses on the cement processing industry in the 1950s and the real-life success story of Lin Deng;
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