「あつい胸さわぎ」を手がけた、
本作の主人公は、都会で教師をしていたクニちゃんこと小山田久仁子。ストレスで退職して地方に“Iターン”した彼女が「もっとうまく、ふまじめに生きなさい」という医師からの言葉を思い出し、「ふまじめ通信」という音声番組を始めるさまが描かれる。撮影は和歌山・加太をメインに行われる。
クニちゃんをドラマ「神様のカルテ」「ドクターX」などに参加した
「ふまじめ通信」は2023年に公開予定。CAMPFIREにてクラウドファンディングが行われている。
まつむらしんご コメント
映画監督を直に見た事がない人は、それがどれほど弱い生物か知らないと思います。仕事の8割は「おねすみ」だと断言します。あ、「おねがいしますと、すみません」の事です。ここ数年、身の丈以上のプロジェクトに邁進していたので、日本記録級の「おねすみ」を発動しました。その結果、自分が思っていた以上にクタクタになってしまいました。少し休もう。だいたいそう思った矢先にPという悪魔から連絡が来ます。「企画だしてよ。明日まで。なんかあるでしょ」本当にこんな失礼な言われ方をします。証拠のLINEもあります。全てが枯渇していた僕は、湯船につかりじっと考えました。ちゃんと答えようとするのが僕のまじめなところです。そして「まじめすぎて疲れてしまった人が、地方にうつり、自分なりのふまじめを模索する」という、僕の願望まるだしの企画ができました。だから今、この物語を本当に必要としているのは、まぎれもなく僕自身です。だからこの物語にかける想いを全てここに記そうと思ったのですが、Pという悪魔から「ここで必要なのは、監督の私小説でもポエムでもないんだからさぁ」と言われてしまいました。本当です。証拠のLINEもあります。残念ですがこれでおしまいにします。最後に、映画監督を直に見た事がない人はご存知ないと思いますが、どんなにクタクタになっていても、目の前の物語にまじめに全力で取り組んでしまう生き物です。まじめの先にあるふまじめが、見てくれた方の一瞬の支えになるような映画を目指して頑張りたいと思います。どうかお力添えをお願いします。ながながとすみません。
宇乃うめの コメント
はじめまして。宇乃うめのと申します。キャスト募集要項のクニちゃんの人物設定を読んで、これ私だ!と思い、すぐに応募しました。今回クニちゃんとして参加できること、とても嬉しく光栄に思います。普段ついつい「~しなきゃいけない」「こうあるべき」に縛られて苦しくなってしまいがちです。「まじめだね」の一言が気になって、ぐるぐると考えてしまう夜もありました。いい塩梅が難しい。だからか、しなくてもよい、無駄なことやくだらないことが大好きです。この物語にはそんな一見くだらない会話や出来事がたくさん出てきます。おかしみと愛おしさが詰まっています。疲れている時でもぼ~っと観れて、観終わった後にふっと肩の力が抜けるような作品になったらいいなぁと思います。同じように、もっとうまく、ふまじめに生きられたらと思っているあなたに届きますように。
植田紗々 コメント
観終わったあと、日常の諸々がいつもより愛おしく思える。そんな映画になっていたら素敵だな。お楽しみに!
7A コメント
やっほー! 7Aです! 私は自己紹介が苦手なので、この映画が私の自己紹介になったらラッキーだと思っています。寝起きにすっぴんのまんまの気持ちで臨むので、きっとそうなると思います。皆さんお手柔らかに、よろしくどうぞ!
まつむらしんご @hakoiri2002
最新作『ふまじめ通信』
情報解禁となりました。
メインのキャストも発表です。 https://t.co/S3fMioumOS