「
1949年7月6日生まれ、長野県出身の崔。東京朝鮮中高級学校の高級部を卒業後、照明部の助手として映画界に入る。助監督として現場を踏み、大島渚「愛のコリーダ」ではチーフを務めた。1981年にテレビドラマ「プロハンター」で監督デビュー。1983年には内田裕也が企画・共同脚本・主演を担った「
1993年にはWOWOWによるオムニバス「J・MOVIE・WARS」の1本として短編「月はどっちに出ている」を発表。同年に
1999年には小澤征悦主演の「
2004年からは日本映画監督協会の第8代理事長に就任。歴代最長の18年間となる2022年6月まで務めた。なお葬儀・告別式は家族や近親者で行う。喪主は妻の青木映子氏。後日、お別れの会を開くという。
このたびの訃報を受け、「月はどっちに出ている」で映画初主演を務めた岸谷は「演劇しかやっていなかった私に、映画の世界からインビテーションをいただき、映画の面白さ、素晴らしさを教えてくださったのが崔監督でした。エネルギッシュで乱暴で繊細な崔組にしかない独特な撮影現場が大好きでした。まだまだ作品を撮っていただきたかった。残念です。ゆっくり天国で大好きなお酒をたくさん呑んでください」とコメントを発表している。
藤田朋子(Tomoko Fujita)🎭俳優 @tomoko_fujita
崔洋一が73歳で死去、「月はどっちに出ている」「血と骨」「クイール」を監督 https://t.co/Nyg9vr36Cp