Netflixシリーズ「First Love 初恋」プレミアイベントが本日11月21日に東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、キャストの
宇多田ヒカルの楽曲「First Love」「初恋」にインスパイアされた本作は、とある悲劇に運命を翻弄された男女の1998年から約20年にわたる“初恋”の記憶を描いたラブストーリー。満島がフライトアテンドを目指す野口也英、佐藤が航空自衛隊のパイロット・並木晴道を演じた。
佐藤が「見どころはアクションです」と自信たっぷりに切り出すと、登壇者たちは一斉にけげんな顔をする。佐藤は「これからいい話しますから」と制止し、「走ったり戦ったりするわけではなく。監督から何回も『体温が2℃くらい高い感じで』と言われて。恋しているときは体内の細胞が暴れ回って体温がグッと上がる。登場人物たちの細胞のアクションに注目していただけたら」とロマンティックな表現で真意を語った。
約250カ所のロケ地にて8カ月に及ぶ大規模撮影が行われた本作。中でも印象深い撮影を尋ねられ、佐藤が「晴道が担架で病院に運ばれるシーン」と答えるも、満島から「眠ってたよね、健くん? スピースピーッて」とバラされる。佐藤は「一見なんてことないシーンだけど、満島さんはこの1、2秒のカットのために何回も目に涙を浮かべて気持ちを持ち上げていて。めちゃめちゃかっこいいな、この人と思って。だから安心して眠れたんです(笑)」と伝えた。一方、満島は「(印象的なシーンは)ありすぎる。みんな20年以上の人生を演じる中、短いセンテンスでどれぐらい表現できるか悩んで。夏帆ちゃんとホテルの廊下で2時間ぐらいしゃべり込んだこともありました」と述懐。また「恋人がウエディングドレスのフィッティングをするシーンで、健くんが『僕はどういうふうにいればいいかわかりません』と言っていて。健くん自身の躊躇もあって、この人は本当に純真無垢に相手を愛するんだろうなと。顔もかっこいいけど心もかっこいいのかよ!と思いました。褒め返したほうがいいのかなと思って(笑)」と話すと、佐藤は「体温が2℃上がってしまいました」と自身の発言を用いて照れ笑いを浮かべた。
若手キャストは撮影前に満島のワークショップを受ける機会もあったという。10代の晴道を演じた木戸は「いざ撮影が始まって、最初のセリフで18テイクぐらいやってしまい……。このドラマは相当覚悟しないとヤバいと。このエピソードは、この先も役者をやっていく中で忘れないんだろうなと思います」と苦笑。10代の也英を演じた八木はキスシーンでの緊張を振り返って「その日の撮影前に一度も大聖くんと目を合わせてなかったみたいで。私を怒らせたんじゃないかとスタッフさんに聞きに行ったらしくて、本当にごめんねと思いました。その緊張が画面に映っていたらうれしいです」と打ち明ける。また也英の母・幾波子役の小泉は「ほぼ全編北海道で撮影しました。夏の景色と冬の景色が全然違うんです。その景色と同じように、初恋という純粋な気持ちの裏に、みんなの痛みみたいなものも描かれている気がします」と語り、「初めておばあちゃん役をやりました」と笑顔を見せた。
イベントではサプライズ演出として、オーケストラによる「First Love」の演奏も。寒竹は「ヒカルさんが『イエス』と言ってくださり、この物語が始まりました」と改めて感謝する。満島は「日本の最高のラブストーリーを世界へ!」と高らかに述べた。
「First Love 初恋」は、11月24日よりNetflixで独占配信。
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Premiere event of Netflix drama series "First Love Hatsukoi" at Roppongi Hills Arena on 21 Nov 2022 - Mitsushima Hikari, Sato Takeru, Yagi Rikako, Kido Taisei, Araki Towa, Aoi Yamada, Kaho, Nakao Akiyoshi, Mukai Osamu & Koizumi Kyoko; starting on 24 Nov
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