「Sea Opening/シー・オープニング」の
「私の知らないあなたについて」は堀内が構想7年を掛けて映画化した青春群像劇。新型ウイルスでパンデミックに見舞われる現代を舞台に、若者たちの魂の救済の物語が3章にわたってつづられる。予告編には、1人の男性の死によって幕を開ける本作のミステリアスな世界観が切り取られた。
主人公・慶子を
「私の知らないあなたについて」は12月2日より東京・池袋HUMAXシネマズほか全国で順次公開。
佐々木ありさ コメント
「どうして真面目な人ほど苦難な道を歩むのか」昔から疑問に感じていた想いが、台本を読んだときに沸々と湧き上がってきたのを覚えています。
私が演じた慶子は、まさに真面目で純粋すぎるが故に過度な責任を背負ってしまい、その結果として追い詰められ違う誰かになろうとしてしまった女の子です。そんな優しくて不器用な慶子は、とても愛おしく寄り添いたい存在でした。きっと誰もが孤独を感じるし他人を100%理解することは難しい。でも孤独なのは私だけじゃないと気づかせてくれた慶子という役に出会えたことは私にとって素晴らしい経験となりました。改めて堀内監督はじめこの作品に関わった全ての皆さまに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
是非、映画館で観ていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
加藤小夏 コメント
この映画をはじめて観た時、登場人物皆、小さくも大きくも見えないものと対峙していることがヒシヒシと伝わって、胸が詰まったことを覚えています。私が演じた真美は、自分に対しても人に対しても無意識に求めてしまう何かがあって、撮影期間中は自分自身もその何かについて考えるきっかけになりました。同世代の素敵な皆さんと、この作品に関われたことを嬉しく思います。
水沢林太郎 コメント
「私の知らないあなたについて」泉和夫役として出演させて頂きます。水沢林太郎です。はじめて台本を読んだ時は、難しくて、理解に苦しんだところもありました。読み合わせだったり、撮影に入る前に少し稽古をしたりして、役や物語を理解することが出来ました。劇団のお話なので、同じ作品の中で違う役でお芝居をするシーンがあり、そのようなことが初めてなので、最初はそこも少し戸惑いましたが、僕自身、舞台などをやったことがなかったので、とても貴重な時間を過ごさせて頂きました。色々と試行錯誤した作品になっています。是非ご覧頂けたらと思います。
平田雄也 コメント
台本を読ませていただいて、まず初めに思ったことは「え、慶子やばくね?」でした。それから読み込むにつれて色々感じれる部分が出てきた中に、自然と拓也の目線に立てていたと思います。なので拓也の考えに共感、理解できる部分も多くありました。拓也が慶子に振り回される部分がありながらも根の部分には自分というものをしっかり持ちつづけていて、人間味の溢れる人物だと思います。まぁ真美を多少振り回したりしちゃいましたが…笑
その人それぞれの解釈があるような、どこか共感できる部分が垣間見えるような素敵な作品だと思います。みなさんがどういった感情を抱くのかとても気になります。楽しんで観ていただけると幸いです。
遠藤健慎 コメント
この映画、この役を通して沢山の経験と学びを得ました。
心の拠り所の無い孤独な人間のリアリティのある生活や、希望を見つけた時の他人に見せない素直な感情、それに対する独占欲や葛藤は、こうして初めて経験した宮田というキャラクターを演じる上でこの上ないほどに痛々しく感じます。自分自身は家族・兄弟・友人にも恵まれて幸せに育ってきましたが、そうでない方もいるだろうし、宮田を演じるにあたり、バックボーンを考えながら演じるのはかなりの難題でした。現場では(水沢)林太郎くんをはじめとする個性豊かなキャストの方々が盛り上げてくれていますが、宮田を演じた自分にとっては己との戦いのようなもので、無個性の中に宮田のキャラクターを埋めていくということがいい意味での疲労と充実感を覚えました。慶子に惹かれ、慶子の葛藤を美しいと思う宮田が存在するように、きっと僕も、この文章を読んでくださっているあなたの葛藤も、すぐ近くで美しいと思って肯定してくれる味方がいるんだと思います。この映画を観てくださる方に何かメッセージが強く伝われば良いなと思います。
宮田を演じました、遠藤健慎です。
読んでくださり、本当にありがとうございます。
ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
現代を生きる若者たちの“魂の救済の物語”「私の知らないあなたについて」予告編(キャストコメントあり)
#私の知らないあなたについて #佐々木ありさ #加藤小夏 #水沢林太郎 #平田雄也 #遠藤健慎 @watashira_movie
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