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本作は、異世界で1匹のスライムに転生した主人公リムル=テンペストが知恵と度胸で仲間を増やしていくテレビアニメ「転生したらスライムだった件」初の劇場版作品。原作小説の作者・伏瀬がストーリー原案を担当した。リムルの仲間で大鬼族(オーガ)族長の息子・ベニマルと、かつてベニマルの兄貴分だったという大鬼族の生き残り・ヒイロの“絆”の物語が展開される。
ベニマル役の古川は、映画化が決定したときの心境について「オリジナルストーリーで『転スラ』が見られることはもちろん、“紅蓮の絆編”ということで、『あ、ベニマルいっぱいしゃべるんだ!』というのが、個人的にはすごくうれしくて。リムル一行は、強くなっていく一方なんですよ。インフレの波に徐々に押されてきているのではないかという一抹の不安を抱えていたところに、改めてフォーカスを当てていただけるというのは、大変うれしいなと思いました」と振り返る。またヒイロというキャラクターについては「かつてのベニマルと少し境遇が似ている部分があり、かつての自分を見ているような気持ちで、ヒイロとの会話シーンは、“紅蓮の絆”と言われるだけあって、しっかりとキャッチボールをしていかなくてはいけないなと、特にこだわって演じました!」とコメントした。
一方、劇場版で初登場となるヒイロ役の内田は自身が演じるキャラクターについて「本当に兄貴分として、背負って立つというか、大鬼族の一族としての誇りや、自分たちの大切にするものをちゃんと守るために動く人という感じで、すごく頼りがいのある人だなというのをすごく感じました。なので、わりと激高している瞬間もあるのですが、基本的には守りたいものや大切なもののために戦うという、そういう部分がヒイロの大切なポイントというか信念になっているところだと今は感じています」と印象を語る。共演する古川については「やっぱり安心感とか、信頼感がすごくあります。お芝居に対しての向き合い方はもちろんですが、居住まいや、人となりなど、すごく自分らしさを持っている方なので、僕も話していると、とても気が楽になります」と信頼関係を明かした。
最後にファンに向けて、古川は「これからも長くリムル様たちの旅は続いていくわけですが、その旅の途中の大きな花火の1つとして、この作品を楽しんでいただければ幸いです」、内田は「今回の劇場版の中で、いろいろなキャラクターの関係値だったり、この世界の在り方も含めて、丁寧に描いておりますので、ぜひここを入り口に『転スラ』の本当に壮大な世界への入り口として、楽しんでいただけるとうれしいなというふうに思っております」とメッセージを送った。
菊地康仁が監督を務めた「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」は11月25日より全国でロードショー。
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