我喜屋位瑳務、榎本マリコが「ファイブ・デビルズ」の世界を描き下ろし

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レア・ミシウスの監督作「ファイブ・デビルズ」より、描き下ろしのオルタナティブポスターが公開された。

「ファイブ・デビルズ」我喜屋位瑳務(左)と榎本マリコ(右)が描き下ろしたオルタナティブポスター。

「ファイブ・デビルズ」我喜屋位瑳務(左)と榎本マリコ(右)が描き下ろしたオルタナティブポスター。

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「ファイブ・デビルズ」

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本作では、“香りの能力”によってタイムリープする少女ヴィッキーが、母ジョアンヌの記憶に飛び込んでいくさまが描かれる。アデル・エグザルコプロスサリー・ドラメらがキャストに名を連ねた。

ポスターは2種類。アーティストの我喜屋位瑳務はジョアンヌが水面に浮かぶ女性・ジュリアを優しく抱きかかえる場面を描いた。そして画家の榎本マリコの絵には、ヴィッキーの顔の中に、燃える鳥かごと山々に囲まれたファイブ・デビルズの湖が浮かんでいる。

我喜屋は「予告篇を観た時の期待とは、いい意味で違った」と、榎本マリコは「抑圧された環境と感情がもたらす悲劇を目の当たりにした気がした」と映画の感想をつづる。なお、ポスターのデザインは「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」「オン・ザ・ミルキー・ロード」「his」などを手がけてきた奥村香奈が担当した。

「ファイブ・デビルズ」は11月18日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開。

我喜屋位瑳務(アーティスト)コメント

今の時代でも閉鎖的な価値観のある場所は当たり前のようにあって、しかし、生きることを続けていると、ふとしたきっかけで世界が変わる瞬間がある。この映画は予告篇を観た時の期待とは、いい意味で違った。

榎本マリコ(画家)コメント

抑圧された環境と感情がもたらす悲劇を目の当たりにした気がした。
暗く重いカルマを断ち切るために、自ら火を放つ人々の姿をヴィッキーに重ね描きました。

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(c)2021 F Comme Film - Trois Brigands Productions - Le Pacte - Wild Bunch International - Auvergne-Rhône- Alpes Cinéma - Division

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『ファイブ・デビルズ』我喜屋位瑳務、榎本マリコによる描き下ろしポスター公開
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